幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

心機一転。

個人的に、2008年から続いていた数々のトラブル。まるでサイコパスの前妻からの離婚裁判時に相手方の代理人だった弁護士への懲戒請求も、互助組織としか思えない弁護士会には自浄作用などあるはずはなく、当然のように棄却されてしまいました。

裁判時の違法証拠提出なども併せて、民事での訴訟へ移行するつもりでおりましたが、現在の私の状況と、将来に残された時間を考え、すべてを止めることとしました。

過去に拘泥するよりも、これからの家族との時間を優先したいのです。

息子も、これから将来を決める就職活動へと入ります。私も、現在の妻との今後の生活計画をしっかり組み立てる必要があります。過去のことに拘泥して時間やエネルギーを浪費するよりも、新たに何かを生み出す努力をする方が、必要だと気付いたのです。

私が現在生業としているタクシードライバーだけではなく、他にも私に出来ることを探し、それに集中します。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

実証。

先日都内で行われていた、タクシー初乗り運賃410円の実証実験結果が発表されました。

trafficnews.jp

この実験には私の勤務する会社も参加しておりましたが、その実験方法には疑念を抱いておりました。
JR新橋駅の指定乗り場から乗車する車両で、実証実験の表示を行ったクルマのみがこの実験対象車両となるのです。(乗り場は他にもいくつかありました)

 

www.mlit.go.jp


「実証実験」というのなら、普通に考えれば比較対象集団をほぼ同条件で設定し、料金設定以外を同一にして、二つの実験結果を比較しなくては、意味がないと思いませんか?

この実験内容では、初乗り410円とした車両の乗車率や日ごとの売上は分かりますが、同じ日の同じ条件での730円初乗りのままのタクシーの、乗車率や売り上げの変化は比較のしようがありません。

 

本当に実験検証をやるなら、都内の営業エリア全域での流しタクシーのサンプル集団を抽出し、410円初乗りとしたものの乗車率(実車率)と売上を、730円初乗りのままのタクシーの乗車率(実車率)と売上と比較すべきです。

もちろん、その母集団のタクシー運転手の技能(営収を上げる能力)によっても左右されるので、平均営収のほぼ似通った運転手をそれぞれに配置する必要があります。

こうやって初めて本当に比較が出来るものを、指定乗り場乗車だけで何のデータを公表するのかと思ったら、そのタクシーに乗車した人に対して、乗車意向調査をしただけ・・・と聞き、驚きを通り越し怒りすら湧いて来ました。

「茶番」ですよね、これ?始めっから運賃改定ありきで、世論誘導して改定へのおぜん立てをしたに、過ぎません。

私が初乗り410円を「値下げ」と表記しないのは、これはまったく値下げではないからです。

初乗り以降の運賃は、従来は280メートルごとに90円(≒0.321円)ですが、新料金では237メートルごとに80円(≒0.337円)なのです。


渋滞がないと仮定して比較すると、10キロ(1万メートル)の料金は

従来は2キロ730円+8,000メートル×0.321円≒3,290円

新料金では1.059キロ410円+8941メートル×0.337円≒3,420円

 

となってしまいます。完全に「値上げ」です。

2キロ以降の料金は、むしろ高くなってしまうこの料金体系は、これまでのタクシーの中心利用層の離反を招くのではないかと、懸念しております。深夜のロングのお客様の料金は、確実に1割以上は高くなるからです。そんなんで「タクシー高いし、始発待とうか?」なんてなってしまえば、初乗りが下がる以上に我々タクシー運転手には痛い。私の場合で一か月の営収のほぼ4割が、深夜帯の売上だからです。

初乗りを410円にして営収が下がることは努力で補えます。しかし、大幅値上げとなる遠距離顧客の離反を招けば、これは努力ではどうにもなりません。

最大手企業の思いつきだけで始めて、内容を深く検証せず突っ走るのは、勘弁して欲しい。一つの産業の根本を変える時は、もっとしっかり検証を行って欲しいものです。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

父の姿。

皆さんは、「父親」と聞いてイメージすることは、ありますか?

日本も核家族社会(単一世代または直接の親子のみで構成される世帯)と言われ久しく、家庭における父親の役割というのも、私の子供時代の昭和40年頃とは、大きく変わっています。

普通に考えれば、男性であれば成長し結婚し子供を授かることが出来れば、誰しも「父親」になる訳ですが、誰でもその立場になることは出来こそすれ、「父親」の役割をきっちり理解し、果たしている方は、少ないんじゃないでしょうか?私も含めて。

一般的には男性が父親になるときに、手本とし習おうとするのは自分の父親だと思います。ただ私は、実の父との関係が良くなかったこともあり、また実際問題としてあまり手本に出来るような父親でもなかったので、私にとっての父親の“お手本”は、故郷の能登の実家の近くに住む母の兄、つまり伯父でした。

その私にとって「父親」そのものとも言える伯父が、今年(2016年)4月に、帰らぬ人となりました。私の実の父からメールで伯父の死の一報をもらった時、頭が真っ白になりました。ここ数年体調不良が続き、特にここ1年近くは外出も出来なくなるほどに、伯父は弱ってしまっておりましたが、何故か「きっとまだ元気で居てくれるだろう」と、勝手に理解してしまい、この年の正月の帰省を見送ってしまったことが、悔やまれました。

幸い出番の調整も出来、告別式には何とか間に合いそうなので、私はクルマを飛ばして一路能登を目指しました。

葬儀では、故人を偲ぶ映像として、これまでの写真を順にビデオとして流してくれました。その中で、私も一緒に連れて行ってもらった甲子園球場での写真もありました。私が高校3年生になる前の春休み、実家に久しぶりに帰省した時に伯父に「甲子園へ選抜高校野球観に行かんか?」と、誘われたのです。

 私は弟と二人で、伯父の運転するワゴン車に伯父の家族と一緒に乗り込み、奈良大和路と大阪へ向かいました。

 

甲子園球場での観戦中、私たちの前に座っていた女性2名に、後ろから吐いて飛ばされたガムがついてしまうという、「事件」が発生しました。私はこんな人の多いところでガムを平気で吐き捨てる感覚が許せず怒りに震えていましたが、隣に座っていた伯父は、もっとすごかった。大声でガムを吐いた人間が居ると思われる方を向いてこう怒鳴ったのです。

 

「誰やこんな悪いことするがは!!ここへ出でこ!!(こっちへ出てこい)」

 

その剣幕に驚いた二人の若い男性が、その場から逃げるように立ち去って行く姿が、はっきりと分かりました。

 

いつどんな状況でも、とっさに「良いことは良い、悪いことはダメ」ということがはっきり口に出して出来行動できる、そしてそれが決してぶれることがない伯父は、私にとって本当に「父親」のお手本でした。

私は、両親がそろっているのなら、父親は規範、母親は愛情を子供にしっかり伝えることが大切だと、考えております。そのことが子供にしっかりとした規範意識を身に付けさせ、人にやさしさをもって接することが出来る大人となる基盤を作ると、考えるからです。

私は、結構やんちゃでわがままでしたので、伯父のところの兄弟二人と一緒に遊ぶときなど、しかられることもしょっちゅうでしたが、私は伯父を怖いと思ったことは一度もありませんでした。伯父の「叱る」には、いつも愛情が根底にあるのを、私には理解出来たからです。私が決してやってはいけないこと、間違ったことをすれば全身全力で怒りを表してくれます。伯父には、本当に感謝しかありません。

 
私が、会社の経営に失敗しタクシー運転手となることを決意したのも、伯父がその仕事を生業としていたことが、大きな理由です。才能がありながら家を守ることを背負わされ、田舎に「封印」されたまま3人の子供を皆東京の大学へ進ませた伯父が、家族を守るために選んだ仕事だから。


タクシーの仕事は、見た目以上に精神的にはきつい仕事です。流しで選ぶ道を間違えればお客様には出会えません。給料はすべて自分の売上次第です。黙って会社に出勤すれば給料が出るほど甘くない。ご乗車位置から、目的地を伺った時点で瞬時に経路と時間、最短コースを判断しなくてはなりません。色々な方が乗って来られます。気の良い人ばかりではありません。すぐ怒鳴る人、騒ぐ人、どんな人にも苦情となることがないよう、臨機応変に心地よい対応をしなくてはなりません。

 

一人深夜の運転席で、売り上げの上がらないプレッシャーに耐える時も、疲労の極限で眠気と闘いながら運転している時も、傍で伯父が見守ってくれていると感じながら、「無事帰るぞ、目標はやり遂げるぞ」と諦めず粘ることが出来るのは、私に父の姿を見せてくれた、伯父の後姿があればこそです。

本当は亡くなる前に、一度で良いから私のタクシーに、乗ってもらいたかった・・・。


これからも、見守っていてください。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

納得。

お盆前のことですが、明番の朝に妻が「ミキサー使いたい」というので、準備しておりましたところ、明番と言うこともあってうっかり先にコンセントをつないだまま、歯の部分を本体に取り付けてしまいました。
すると当然のように歯が回転して、私は右手人差し指を6針縫う怪我をしてしまいました。

当然、いつもであればコンセントもつながず、電源スイッチも入れずにやることなのですが、明番で予定ぎっちりの私は何か頭がボーっとしていたんでしょうね。コンセントを先にさしてしまうという失態を演じてしまいました。

でも、ミキサーであれば安全装置がついているはずです。私が使用しているのはハリオのEBL-750という製品(OEMで製造元はフカイ工業です)ですが、安全装置はあるものの、歯が取り付けられているボトルホルダーを取り付けない場合だけ働くところにセンサーがあり、肝心のボトル取り付けする・しないについてはまったく感知しないのです。

他社製品がどうなっているか気になって調べましたが、

普及価格帯のテスコムのTM-8200という製品でも、センサーはボトル取り付けに対して働くようになっております。
http://www.tescom-japan.co.jp/support/manual/pdf/kitchen/TM8200.pdf

家電最大手、パナソニックの製品では、MX-X301ですとボトルそのものにのみセンサーが反応するように取り付けられています。
http://panasonic.jp/p-db/contents/manualdl/1428195521947.pdf

歯がむき出しの状態で、安全装置が作動しないというのは、やはりどう考えても納得出来ません。
私以外にも、同じような怪我をした方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ハリオのホームページには、問い合わせは電話のみでしたので、公式Facebookページからビジターで問い合わせを行いました。

見解を確認させていただきたいと思います。これでは、右手人差し指がおそらく今後以前のように動くことがない以上、納得することが出来ません。

もし、ミキサーご購入を検討し、機種を選ぶ時にはご参考までに。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

星が降る前に。

2016年7月7日更新:
私のYouTubeアカウントが、他の動画のアップロードについてJASRACとの交渉決裂により凍結されたため、旧ファイルがすべて閲覧不可になってしまいました。
私にとってとても大切だった八田さんとのやりとりまで・・・。


当初のエントリーアップ時に、まさかご本人から私のアップしたYou Tubeへコメントいただけるとは思わず、それを見たときにはパソコンの前で固まってしまいました。

残念ながら今は前記のような理由で見ることは出来ませんが、そのYou Tubeのコメントをご覧になり、ブログをアップなさった方もいらっしゃいました。

ストリート・ロックの時代:八田雅弘



しばらく、復活させる(法的手段へ訴える)余裕もないため、新しい動画を作成してアップしました。それに合わせてブログエントリーとリンクを修正しました。

 いくつになっても、いつになっても、やっぱりこの曲は、私の原点です。
(最初のエントリーは2009年2月)


星が降る前に 八田雅弘


 

八田雅弘というミュージシャンを、ご存知の方はいらっしゃるでしょうか?

 

佐賀県出身、“SKY”というグループの解散後、北沢英三から八田雅弘に改名しソロデビューしたミュージシャンです。

シンガーとしてはあまりパッとしたセールスはありませんでしたが、おニャン子(これも懐かしい響きですが)の高井麻巳子さんや、世良公則さんなど、コンポーザーとしての活動が多かったイメージがあります。その中で私が印象的だったのはフジテレビ系の“夢で逢えたら”という深夜枠の番組の最後のほうで発表された、「フォーエバーフレンズ」という曲です。

ただ現在はまったく音楽活動はされていないようで、ネット上でも殆ど情報が存在しません。(追記:2009年当時で現在はGoogle検索でかなりの情報に接することが可能です)

 

“星が降る前に”は同名の曲がアルバムに収録されていますが(A面2曲目)、この曲の頭の詞は“俺は人の海を櫂も持たずに船をこぐ”という、このアルバムの前に発表したアルバムの名前と同じ歌詞で始まります。

 

このアルバム、当時私の心の琴線に触れてしまいまして、持っているレコードの中では一番良く聴いたのではないかと思います。

 

八田雅弘はロック・シンガーとして売り出してはいましたが、ギターのフレーズとかアレンジはどっちかというとフォーク系のように感じられました。メロディーやボーカルの声質から考えて、当時の私が聴いてもなんだかアレンジが良くないな、と感じたほどなのでセールス的にはさっぱりでした。でも、ボーカルに秘められた想いと歌詞のストレートさが、他のアーティストには感じられない魅力に思えて、ずーっとこのアルバムを録音したテープはクルマに載せていました。

 

一番の魅力は歌詞でした。

 

先述の“俺は人の海を櫂も持たずに船をこぐ”も、比喩的過ぎる表現で、あまり“歌詞”には似つかわしくない言葉の響きですけれど、このアルバムのタイトルチューンでもある“星が降る前に”という曲の歌詞は、当時家庭のトラブルや金銭的事情から大学を中退し、自らの進路に大きな迷いが生じていたこともあって、色々な意味で苦しみもがいていた気持ちを代わりに語ってくれているかのように思えて、尋常ではない感情移入をしてしまっておりました。

 

「星が降る前に」  作詞・作曲:八田雅弘

俺は人の海を 櫂も持たずに船をこぐ

悲しげでうす暗い 星が見つめてくれる街で

からみつく生活と 戦っているといつも

人生を降りた奴と 肩を並べそうになる

自分の星を信じながら 輝かせるすべも知らない

どこへ行くんだ俺のShip Light そして何を一人で待ってる

 

愛がすべての彼女 なぐさめ求めやってくる

みじめだぜ 抱き合いながら二人の明日を語るのは

投げやりな生き方を 選べなかった俺と

暮らしたがる彼女にも 心隠すわけがある

どこかで人を裏切りながら 傷つかないすべを探してる

何を求めて俺のShip Light そしてどこでさまよい待ってる

ああ星が降る前に たどりつきたい

ああ星が降る前に 俺を照らす答えに

 

たよりなくて風を 追いかけてしまった夜

傷口に手を当てれば もう殴り合いは終わってた

「淋しさの裏側をのぞいてろ」と誰かが 

教えてくれた日々は 遠く置き忘れて

心ヒリヒリ 痛めながら たどり着く朝の鈍さよ

くもり知らない頃のEye Light 今も胸に残っているか

ああ星が降る前に たどり着きたい

ああ星が降る前に 俺を照らす灯りに

ああいつも手の中に 握りしめたい

ああいつも手の中に 自分に負けない勇気を

星が降る前に 星が降る前に

 

 今も私の胸に、少しでも輝くEye Lightは、残っているでしょうか?

 

ちなみに当初のエントリーアップ時の直前に亡くなられた甲斐智枝美さんのご主人、長谷部徹さんがこのアルバムでドラムを叩いています。まったくの同世代だけに、皆さん現役を退いてしまっていることがちょっと寂しいですね。


 

星が降る前に

星が降る前に

 

 

 

初心。

更新が滞ってかなり経ちますが、現在はSo-netからの移行の最終仕上げで、ライブドアブログから画像とリンクの張替を行っています。でもこれがなかなかの作業量でして、ようやく半分終えたところ。なるべく早く片づけたいのですが、タクシーの仕事も相当ヘビーですので、終わりが見えません(泣)でも、そろそろ振り返りも始めなければ。 人生、いつまでも今まで通り続くとは限りませんから。

 私が消費者金融の現場で仕事をしていたのは、実はあまりありません。千葉の中堅消費者金融パブリックでも、メインは情報システムでしたし。

私はそもそも金融の仕事が大嫌いで、学生時代は「これだけはやりたくない仕事」の代表格が銀行をはじめとする金融業でした。 お金は汚いという先入観があったんですね。 そんな私を180度翻意させてくれたのが、千葉県貸金業協会で理事をなさっていた加瀬さん。 稲毛でクレセントリースという消費者金融を営む社長でした。

過去形なのは、既に亡くなってしまったからです。

加瀬さんに、私が在職中よく言われました。 「会社をあなたに引き継いで欲しい」と。

今の私なら、迷いなくお受け出来たでしょう。でも当時の私はまったく自信がなかった。 消費者金融を取り巻く環境が激変し、厳しいものになりましたけど、もし引き継いでいたら、まだ会社を存続出来たんじゃないかな?と思います。

 

思い出話は大概にして・・・

 

加瀬さんから、「あなたのこれまでの知識とその人柄は、この仕事にぴったりだ」そう、言われました。 正直、かなり悩みましたが、この言葉を信じて私は千葉県貸金業協会で、金融110番(多重債務者の返済相談や生活指導を無償で提供する業務)の主任担当者として勤務することとなったのが、消費者金融業界への入り口でした。

 

着任した1989年は、バブル前夜で消費者金融についての規制も、昭和58年度施行の改正貸金業規制法で上限金利が54.75%だった頃。 自己破産者も急激に増え、私の担当する「金融110番」相談電話への入電も、1日平均して100件を超える日が続きました。 もちろんほかにも貸金業の登録申請受付や県・大蔵省千葉財務事務所への登録申請業務などもありましたので、当時の私の仕事量はものすごいものでした。

 

土日は休みでしたが、朝9時から18時まではほぼ電話が鳴りっぱなし。その合間を縫って登録関連業務を行いましたので、過労で倒れ職場で救急車のお世話になったこともありました。

 

それでも、最初はあれほど嫌だった金融の仕事も、「誰もが汚いと嫌がる金融だけど、これで助かる人が何人もいる」事実を知って、これこそが天職だと、心から思うことが出来ました。

 

当時、私が債務整理で直接お会いし各業者との交渉を担当させていただいた方は、4年間で300人ほど。その中でも未だにお礼代わりに私宛に年賀状を下さる方も数名いらっしゃって、今の私の現状を考えると申し訳ない気持ちになることもあります。 本心を言うと、チャンスがあれば“庶民金融”を、私のこの手で復活させたいという思いは、未だに捨て切れていません。

 

政治の世界がどんなに汚いものであっても。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

めちゃくちゃ。

ご無沙汰しています。Facebookページの簡易な更新に流れて、ブログ放置が続いております。

しかし、これは放置出来ません。

環境省「除染廃棄物いっぱい出ちゃった!最終処分大変だから基準を80倍まで緩和して建築資材としてリサイクルするよ!」 | BUZZAP!(バザップ!)

 

東日本大震災での福島第一原子力発電所事故における、放射性廃棄物の処理の問題は、はっきり言って何も報道されていませんが、内情は処理しきれない大量の廃棄物をどうしよう・・・となっていることは容易に想像がつきます。
でも、これはないでしょう?

環境省が慌てて出した「100ベクレルと800ベクレルの違い」の説明文書が、いくら読んでも意味不明です。これ読んで納得出来たら、その人は自分の国語力を疑ったほうが良いかも知れませんというレベル。

https://www.env.go.jp/jishin/attach/waste_100-8000.pdf

 

これから新築されるマンションやビルには、もれなくこの放射性廃棄物がついてくる・・・と言っても過言ではないかも知れません。
だって、どれだけ大量の放射性廃棄物が出されたか、私たちには知る術がないですから。

 

 

FX

にほんブログ村 ニュースブログへ
にほんブログ村

誰が。

一番悪いのでしょうか?

深夜の、パトカーの追尾走行が元で、飲酒による無謀運転の事故が連続して発生しました。

しかもうち1件は、痛ましい死亡事故。

 

breaking-news.jp

 

 

news.tbs.co.jp

 

特に国道246号線用賀で発生した事故は、私も出番の日でその現場に、ほんの20分ほど前実車でお客様を降ろした場所でした。

もちろん、一番悪いのは飲酒運転で事故を引き起こした人間ではありますが、深夜ということも考えると、テールランプの球切れくらいで赤色灯灯して追尾運転する必要が、あったのでしょうか?

パトカーが追尾する前には通常マイクで警告しますから、その時点で「飲酒がばれる」と思えば逃げ出すでしょう。警告前にきちんと車種ナンバーを控えておけば、無理な追尾もせず後日「出頭命令」通知すれば事足りるはずです。
整備不良だけであればこれで良いはずなのです。

対象車両が逃げ出したことで、パトカーの担当警官は間違えなく飲酒運転だと判断したことでしょう。であれば無謀な逃走も予想は出来たはずです。

人の命を奪ってまで飲酒運転を検挙する必要があるのですか?

今の警察のやり方は、検挙最優先で事故の未然防止の観点が、完全に抜け落ちています。どうでも良いような矢印信号の見落としとか、黄色車線を跨いでの車線変更の取り締まりに血眼になるより、こんな事故で死んでしまう人を無くすことを、真剣に考えて欲しい。

それでなければ、浮かばれません。

FX

にほんブログ村 ニュースブログへ
にほんブログ村

力と憎しみと、本当の勇気。

いささか旧聞になりますが、フランス・パリで発生したテロ事件について、Facebookのプロフィール写真をフランス国旗に変更したりして追悼の意を表すことが流行ってしまいました。

それが悪いことだとは申しませんが、この問題に対する対処を、単なる「反テロリズム」だけで終わらせて良いのでしょうか?。

問題を、“西欧諸国に対する行き過ぎたイスラム原理主義者の実行する無差別破壊行為に対する、自由と平和を求める戦い”に、矮小化してしまうのは、何か政治的意図すら感じて個人的には強い違和感を覚えます。

 

日本やアメリカ、そしてフランス・イギリス・ドイツなど西欧の諸国では、テロとは無縁の平和を謳歌していますが、ヨルダンやシリアなど中東の政情不安地域では、日々を平穏に過ごすことなど無縁の日常で、幼児や女性も含めた普通の人々が生活しています。難民として国外に出られる人はまだ恵まれていると言えるほど、国内に残された人々の日常がどんなに危険に満ちたものであるかは、想像に難くありません。

 

こんな状況を招いているのは、彼らの中に原因がある訳ではなく、単に彼らの住む地が、原油という世界中の誰しもが欲しがるものが出るために、世界中の「欲望」の対象となっているからです。そしてこれまではアメリカの動きが露骨にえげつないものです。

 

今回の実行犯であるISISを生んだのは、アメリカの国際法を無視した一方的なイラク解体にあることは明白です。

アメリカはイラクに対して大量破壊兵器の保有という「因縁」をつけ、その有無を確認しても出てこないと(持っていないものは出てこないですから)「どこかに隠している」と国連承認もないまま有志連合という勝手連を作って武力でイラクを攻撃し、イラクの指導者であったフセイン大統領を殺害して実質的にイラクという国家を解体してしまいました。

とすると、この度のフランスの事件の責任の殆どはアメリカにあると言えるのではないでしょうか。

 

そのほかにもアメリカは、国境なき医師団の病院を、制止も無視して無差別に襲撃し20名以上の被害者を出したまま、正式な謝罪もしていません。この件に関して日本政府は公に国のコメントとしても批判を一切していませんし、報道も何も報じていません。日本政府は、いったい何に気を遣ってこのような報道規制を引いているのでしょうか?

 

力を力で抑え込むと、そこには憎しみしか生まれません。よく「軍備は抑止力だ」と主張なさる方がいらっしゃいますが、ご自分の身で考えたことはあるでしょうか?

自分は腕力にも負けている、お金もそれほどない。大切な何かを武器や暴力で奪われて、それが到底敵わないというだけで、その相手に対して「全面降伏」するでしょうか?

おそらく「ちくしょう、いつか仕返しをしてやる」・・・必ずそう考えるはずです。軍備を誇って相手を威圧しても、その相手は「いつか仕返しをする」という、無限の連鎖に陥ることは明白です。

 

幸いにしてイスラム圏の国々の方は、日本に対して好意的な方が多いです。欧米とイスラム圏との橋渡しができるのは、唯一日本という存在であるのに、アメリカという世界最大のテロ国家に尻尾を振って追従するような集団的自衛権など、日本人の首を絞めるだけです。

 

「世界の警察官」を一人で自認するアメリカは、属国日本を都合よいように利用するため、集団的自衛権の行使容認について現政権に早期に実現を要求し、愚かな安倍政権はそのままそれを実行に移してしまいました。でもそれはアメリカに都合の良いように利用されているだけ(第二次世界大戦の時も、日本の潜在的可能性を恐れたアメリカに資源供給を断たれ戦争へと誘導されたに過ぎません)です。

 

日本はもっと独自の平和路線を歩むべきだと、思います。核兵器廃絶はおろか、軍縮についての提案を世界的に主導し、国家間の対立を解消するようにリーダーシップをとることが出来たのは、世界で唯一の被爆国であり、侵略のための武力保持を禁じた憲法をもつ日本だけです。

 

こういうと「お花畑だ」とか「自分の国を自分で守るのは当然」などとお門違いの批判をなさる方がいらっしゃいますが、丸腰で挑む「対話」ほど、勇気の必要なことはありません。その度胸がないから、自分の手の中に銃を持ちたがるのです。

 

日本は、「本当の勇気」を、持つべきなのです。

 

FX

 ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

そんなバナナ。

しばらく更新をサボっておいて、しょうもないダジャレから始まり申し訳ございません(笑)

私の世代では、子供の頃は大変貴重な存在だった「バナナ」。果物の王様として、病気で入院したり特別なことがないと食べられないようなものだったのも今は昔、果物の中では価格も比較的手ごろで、栄養価にも優れて今でも朝食として欠かさず食べてるよ・・・という方も、多くいらっしゃるものと思います。

しかし、そのバナナに、こんな危機が忍び寄っているとは・・・。

www.huffingtonpost.jp

 

いつも食べているバナナが、実は昔と違う品種だったなんて、知りませんでした!

バナナにも多数の品種があり、その中でもそのまま食用に出来てしかも栽培も難しくない品種というのは限られており、その限られた品種が特定の細菌のために絶滅してしまうという事実は、もっと多く知られて良いのではないでしょうか?

バナナも、食べる側からすれば無くなれば他を探せば良い・・・で済むでしょうけれど、生活の糧をバナナの栽培に頼っていたり、必要な栄養素の中心をバナナが担っているような国々では、バナナ栽培がなくなってしまう事態は、絶対に避けなければならないでしょう。

こういった事実も多くの人の共有意識とすることで、何か工夫が出来るかも知れません。人間の叡智に期待したいと思います。

FX

にほんブログ村 ニュースブログへ
にほんブログ村

素直。

土曜日の出番で、お乗せした3人組のお客様のことです。
六本木ドンキホーテ前から、戸越銀座までとのご希望でスタートしました。

 

私のクルマに乗るなり、後席のお客様から「運転手さん、ティッシュない?」と、ご要望をいただき、私は車内に備えてあるティッシュを差し上げました。

後席のお客様は、ご乗車前に買っていたお好み焼きのようなものを、車内に入るなり食べ始めたは良いのですが、ソースがこぼれて手についてしまったようでした。

 

細かい話ですが、タクシーの車内に備え付けのものは、ティッシュなども含めてほとんどがそのクルマの運転手の自前です。1台のクルマに2名担当運転手が居ますので、ティッシュの箱が二つあるタクシーが走っていることもありますが、それはお互いが自分のティッシュを持ち込んでいるからなのです。

 

食べ始めてしばらくしてから、左後部に座ったお客様がそわそわし始めます。白金台の交差点を過ぎ、戸越銀座はだいぶ先なのに、「運転手さん、そこ左曲がって」とあらぬ方向へ進みます。結局前席のお客様に訂正されて、元の桜田通りに戻りますが、その後は別の質問を始めました。

 

「これ、撮影されてるんだよね?」


防犯カメラ撮影中と、確かに後部座席に座るとはっきり書かれていますが、タクシーの防犯カメラは一般的にクルマが事故を検知(大きな衝撃が加わるか、急制動を感知)した時だけ、その前後5分間を記録するだけで、他の記録はすべて保存されていません。


私は簡単に、「普通の車内では録画されておりません。ただし、ドライバーが身の危険を察知し、エンジンを止めると録画されますよ」とご説明しましたが、なにやらご納得されない様子。

 

挙句は、「運転手さん、ここで降ろして」と、JR五反田駅のガードを過ぎたところで下車されました。

 

私は、ティッシュの件があったので、シートの汚れを確認しようとしましたが、すぐに別のお客様がご乗車されたので、そのお客様を不動前までお運びした後に、近くのコンビニの駐車場でリアシートを確認しましたが・・・。

 

唖然としました。シートカバーには、お好み焼きのソースがべったり。とりあえずウェットティッシュで汚れを目立たないように落とし、しばらく乾燥させてから出発する羽目になりました。場所が場所だけに会社へ戻ってシートカバー交換して出発するのは、深夜帯にかかって稼ぎ時なのでどうしても避けたいですから、それでもこのシートのクリーニングに要した30分ちょっとの時間も、大変悔しい思いをしました。

 

普通は、こぼしたら言いますよね?「運転手さん、シート汚しちゃった、ごめんなさい」と。

 

さっき、あれだけ防犯カメラの映像を気にしたのは、シートを汚した事実を録画されていないかを気にしたんだと、その時合点が行きました。そして次に録画さ れる機会(急制動やエンジン停止)が無いうちに、降りてしまおうということで、目的地のずいぶん手前で降りて行ったんでしょう。

 

所詮、日本人の良心なんてこんな程度です。日本人だから素晴らしいなんてことは絶対にありません。どんな人でも悪い奴は悪い事するし、良い人はどの国の人でも良い人なのです。

 

だから最近特に政権支持者の間で蔓延している「日本凄い病」は、私は大嫌いです。

 

そんなことよりも、こんな失敗をしてしまったら素直に「ごめんなさい」が言える人間に、それぞれの個人がなることが出来るように、努力しませんか?

 

私は、そうしています。これまでも、そしてこれからも。

 

FX

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

仮想敵。

安保法案(私のFacebookページでは「戦争法案」と表記していますが、ブログではこの呼称とさせていただきます)の賛成・推進の考えの方がいらっしゃることは、私は悪いことだとは全く考えていません。私個人としては日本国憲法の精神とも言える9条の否定と言えるこの法案は反対の立場ですが。

それでも、民主主義の本質は、複数の意見を主張をぶつけることで、より良い結果を生み出すことにあると考えるからです。

ですから、私と異なる考え方の人でも、意見はきちんと聞きます。それが相手を頭ごなしに否定したり、暴力的なものでない限り。

しかし、今の産経新聞は、そんな悠長なことを言えるような状態ではありませんね。
自分たちの主張をするのは本当に自由にしていただいていいのですが、ないことをあるように、しかもそれを仮想敵のように仕立てあげて叩くという手法は、まったく賛同出来ません。

 

産経の仕立て上げている“仮想敵”は、そんなものあるはずがありません。今、日本に存在する二つの座標軸は、ネトウヨとそれに近い狂信的な国粋主義者が、中国の脅威をことさらに強調し、それに対抗するための日本の軍備を声高主張する勢力と、それ以外の普通の国民だけです。

 

彼らの言うような「サヨク」など、もう学生運動華やかなりし頃に死滅しています。高齢化が進んで活動どころではないでしょうし、今の学生たちはそんな運動知る由もありません。

今回の安保法制反対のデモ活動でも、「共産党から動員されている」「日当が出ている」などという何の根拠もないデマが、ネトウヨからばら撒かれていましたが、彼らの根拠は個人ブログや2ちゃんねるまとめサイトなど、何の裏もないいい加減なニュースソースばかりです。

 

ネトウヨは、自分たちと違う主張はすべて「サヨク」だと、それこそ自分たちが繰り返す「サヨク」批判で好んで使っている「レッテル貼り」をしています。

 

仮想敵を仕立てあげておかしな方向へ国を進めてしまうのは、第二次世界大戦で犯した日本の失敗と、まったく同じではないですか?

良心ある人間として生きるなら、くだらない「民族の誇り」「国の威信」なんかより、「命」を大事にしましょうよ。
こんなくだらない「仮想敵」に踊らされた記事なんか、気にしないで。

www.sankei.com

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

山崎パン Part Ⅱ。

私のブログでもずいぶん昔に取り上げたのですが、根強いアクセス数を誇っています。

http://makuhari-windy.hatenablog.com/entry/1035145441

ただし、So-netから移転したばかりの今は、まだGoogle先生にきちんと取り上げていただいていませんので、アクセス数は落ちていますが、以前は一日に数件は必ず「山崎パン」でのアクセスがありました。

 

その山崎パンですが、相変わらずですね。トランス脂肪酸ゼロを宣伝しつつ、発がん性物質についてはそのまま放置です。

インセンティブの悪用による販売店店頭の「総山崎化」など、メーカーとしてあるまじき行為を平気でやる会社なので、個人的には絶対ここの製品を買いませんが、裏では厚労省などとも取引をして、発がん性の高いと言われる臭素酸カリウムの使用を平然と続けていますから、やはりこの会社の製品は、買うべきでないと。

biz-journal.jp

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

モノは言い様。

安倍首相が急に口にし始めた「一億総活躍社会」って、お前らには社会保障などやらんから、自分らで死ぬまで食い扶持探せよってことですね。

 

安保法の陰で、こちらもかなり強引なやり方で成立させた派遣法改正、残業代ゼロ法案などで「お友達」の利益優先国家「日本」を着々と築いておられる安倍総統閣下には、とても喜ばしい状況のようです。

これ以上、希望の見えない国にしないように、来年の参議院議員選挙では、野党のしっかりとした選挙協力を希望します。

www.nikkan-gendai.comブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

筋違い。

NHK朝の連ドラ「まれ」。私の出身地石川県が舞台で、実家のある能登にスポットライトを当ててくれると期待していたのですが、とても残念な気持ちでエンディングを迎えようとしています。

ドラマの主人公、まれは世界一のパティシエを目指して努力する、その中で能登の生活・自然の美しさを描いていき、その中で能登半島地震(2007年)前後の復興にも触れるから、舞台が輪島に決まったはずです(ドラマの中では架空の町が設定されていますが、ロケそのものは輪島です)。

単にパティシエのドラマなら、辻口シェフの生まれ故郷、七尾で良かったはず。

わざわざ舞台を輪島に設定して、リアリティを出すために能登半島地震の復興に励む地元を描くために、ドラマ開始当初は、しっかりと年月の表示がされていました。

もちろん、能登半島地震を当初は描く予定だったのでしょう。

それがいつの日か単なる恋愛メロドラマにストーリーが変化し、年月などどこかへ飛んでしまいました。

 

視聴率を気にしてドラマの本筋を放棄するのは本末転倒ですが、NHKらしいと言えばらしいです。国民の為の放送でなく、国家権力の為の放送局ですからね。

 

もう早く、終わって欲しいと言うのが本心です。やれやれ。

参考リンク:

goto33.blog.so-net.ne.jp

 

FX

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村