幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

弱気のフォーク。

今日はちばテレビでの観戦でした。M-ダン、E-岩隈の投手戦で引き締まった試合となりましたが、最後は「気持ちの差」が出てしまいましたね。
8回のイーグルスの攻撃を迎え、7回でダンがかなりヨレヨレだったので、この回もダンがマウンドに行って「おいおい、良いのかよ」と嫌な予感がしていました。先頭の佐竹のバントを1塁アウトにし、「ラッキー」と思いましたがそれも束の間、沖原、高須に連打を浴び結局ダンは7回1/3でマウンドを降ります。
続いた薮田は吉岡に不運なセンター前のヒットで満塁とピンチを広げてしまいます。サブローなんでそんなに後ろで守ってるの?と突っ込みたくなるようなヒットでしたが、続く満塁で山崎のオヤジにフルカウントにしてしまいます。2-2からのボールはボールと取られて不運かも知れませんが、今日の主審の永見さんはあそこのコースはボールと取っているのでボールでしょう。

ここで最後のボール、将が何を要求するか見守っていましたが無難なフォークを選択してしまいました。前のバッターをついてないヒットで出して、ギリギリのコースをボールと取られてフルカウントにしてしまった後です。しかもバッターは衰えの見える山崎。私ならストレートでインコースを突いて、「打たれたらしゃーない」という選択をして欲しかった。ピッチャーの経験のある方ならお分かりと思いますが、フォークってストライク取りにいっちゃうと棒球なんです。ボールにしても良いから空振り取りに行くボールがフォークボールです。ボールにしたくないって気持ちが出た時点で、選択してはいけない球種だと、私は考えています。
結局、フォークは「ボールにしたくない」気持ちがあるから高めに浮いてしまい、山崎に軽々とレフト前に運ばれてしまいました。ストライクゾーンに入ったフォークなんて、ただの棒球ですからね。

打線も岩隈は確かに良かったですが6回過ぎたあたりから抜けた球も増えてきて、完封出来るような内容ではなかったと思います。やっぱり前のハム戦から打線の繋がりが微妙に切れて来てる流れで、吉田-福盛とつないだイーグルスから最後までホームベースを踏むことが出来ませんでした。そろそろ4番サブローも終わりにして、やっぱりベニー中心の打線を組んで行かないと駄目かも知れませんね。そろそろボビーもそういう判断をするんじゃないかな?と思います。

ラッキーなことにホークスもコケてくれてます。明日はしっかり繋がって得点の取れる打線を見たいです。マリーンズ頑張れ!!