幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

「月待哀愁歌」買いました。

村下孝蔵さんのCD,「月待哀愁歌」、買いました。

http://www.wakuwaku.ne.jp/kozo/indexj.html

私が村下さんをはじめて聞いたのは、大学時代レコード店(時代を感じますねえ)でバイトしていた時でした。
当時、レコード店には各レコード会社のお勧めアルバムとかシングルは、
店頭で掛けてもらえるようにサンプル盤を送付してくるのですが、その中に村下さんの「初恋」があったんですね。
当時ヒットするアーティストの多かったソニーレコードのお勧めということもあり、店頭でほぼ「機械的」に初恋のサンプル盤を掛けました。
それを聴いてから虜になっちゃいまして。ヒットするかどうかなんて判りませんでしたが、今まで聴いたことの無い叙情性に満ちた歌詞とやさしいメロディーを、あの素朴だけど澄んだ声のボーカルで聴かせる世界に、はまっちゃいました。
そのレコードはご存知のようにあれよあれよという間にチャートを上がって行き、大ヒットになっていったのですが。

以来、レコードが発売されれば、ベスト盤以外は買い続けるようになりました。

1999年の不幸から、もう6年も経つのですね。
結局、コンサートへ行こう行こうと思いながらも、一人じゃなかなか行けない性格に加えて、村下さんのコンサートへ一緒に行ってくれる趣味の人も居なかった為に、生のコンサートを一度も見る機会がないまま、村下さんは天に召されてしまいました。

アルバムは、すべてライブ音源のCDと、昔のプロモーション用のビデオクリップ(当時はおそらくVHSのビデオテープに落として配っていたのでしょうね)が入ったDVDの2枚組です。
ライブを生で見られなかった私には、垂涎もののCDでした。いくつもの会場で録音されたテープをバランスよく編集し、完全にひとつのライブに仕上げてあります。
音質のブレとかレベルの違いを、ここまで良く調整出来る物だな、と関心してしまいます。
本当のコンサートなら、間にMCとか入って、その内容も村下さんの人柄が偲ばれるものなのでしょうが、それはやっぱりその良さは、生じゃないと聞けないんでしょうね。
プロデューサーの須藤さんが、曲の生まれた背景とか、ライブのシチュエーションを軽く説明したライナーノーツがあり、今までも聞いた事がある曲なのですが、この内容でよりいっそう曲への理解が深まってくるので、CDをヘッドフォンで聴きながら何故か涙が流れてきちゃいました。
何かを表現したい、それが音楽と詩の融合体で、ここまで綺麗に表現出来ていることへの感動でしょうか。
恥ずかしながら自分でも、詩を書いて曲を作るので、この作業の難しさは少しは理解しているつもりです。どうやったら情感こもった曲を書けるのか、凡人の私には到底追いつけない素晴らしさに、涙が出たのでしょうか・・・?

・・・分からなかったので、昔のアルバムから聴きなおしてみました。
若い頃から聴いていたので、曲に絡んだ自分の記憶が、ホントに走馬灯のように蘇って来ます。自分の曲に人の思いを乗せることの出来るチカラ・・・それが涙の理由なんでしょうか。

あと何年かで私も、村下さんが亡くなられた年と、同い年になります。
その時にもし私が人生を終えることになっても、悔いの残らない人生に、して行こうと思います。
村下さんは、どう思われていたのかなあ?