いたたまれないニュースです。
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1432493/detail
死んだ人を悪く言わないのは日本人の常ですが、「憎まれっ子世にはばかる」とはよく言ったもので、評判の良い人ほど短命に終わっているような気がするのは、何故でしょうか？
パキスタンの為に汗を流して、もうすぐ日本へ帰るという直前の悲報に、親族の方の心中を思うと本当に胸が痛みます。
このニュースを聞いた時に、地震が起きて天井が崩れ落ちる瞬間に、今後自分が立ち会うことがあるとは思えませんが、同じシチュエーションになったときに亡くなった楢原さんと同じ行動が自分に出来るか？と自問してしまいました。今は本当に平和な日本ですが、去年から天災が続いていますので今後も何も無いとは言い切れません。自分が同じような状況下に置かれたときに、如何に「自分勝手」にならずにいられるか、そんなことを意識しながら自分の時間を過ごして行きたいと、思いました。
楢原さんと輝ちゃんのご冥福をお祈りします。
しかし、世界中で天災が続きますね。国際社会も「援助疲れ」が心配です。去年のインド洋大津波の被災地の傷も癒えないうちから、地震・ハリケーン・洪水が世界各地を襲っています。
歴史上では人口が増えすぎると伝染病が拡がったり天変地異が相次いだりして人口を調整しようと言う神の意思とも思えるようなことが続く時があります。現代の文明を手に入れた人類でも解決出来ない難題が降りかかってくるかも知れません。数年前の新型肺炎の流行でも自分の命の危険を省みず病気に立ち向かった医師の努力で、病気の克服が可能になったと言います。人間って、醜く生きようと思えば醜くなりますし、利己心を捨てて誰かの役に立とうと思えば、素晴らしい力を発揮出来るものなのですね。楢原さんのニュースに接し、改めてそう感じました。
私ももう人生の折り返しを過ぎました。自分に何が出来るのか、悔いの無い人生を送れるようにしたいものです。
