5試合、すべて競った試合を良く勝ち抜きました。
今日、帰りの京葉線の中で、携帯の速報見てる若い男性がいたらしく、「あーあ、ノーアウト1塁2塁で0点かよ。ダメだわこりゃ。」と言う声が聞こえました。私もちょうど、携帯の速報でサブローがゲッツーに倒れたのは知っていたので「やっぱり点は入らなかったんだな」と思いました。でも、(ダメだ、こりゃ)は絶対にないぞ、と信じていましたが。
やっぱり初芝がムードを一変させてくれました。相手のミス(サードゴロをバティスタと川﨑がぶつかって内野安打にしてしまいます)を引き出して、続く福浦のライナー性の当たりの時も、ちゃんと抜けるのを見届けてからセカンドへギリギリセーフのタイミングでうまく滑り込んでいます。あの老人ボケの始まってきたような野村さん(往年の解説の切れがまったく失われていたのでがっかりですが)が初芝の走塁を褒めていましたが、ちゃんと見ているんですね。
その後はサブローはちょっと調子を落とし気味ですがサトがきっちりチャンスをものにしてくれました。その後ベニーの迫力ある走塁でものにしたチャンスを逃したのは惜しかったですが、「先日」のことがあるので神様は1点以上の差は与えてくれなかったのかも知れません。
その先日の出来事も、今日のこのラストの為の序章に過ぎなかったのかも知れません。あのままスーッと勝ってしまうより、マリーンズは大きな貴重な経験をしました。日本シリーズへ向けて、本当に良い経験になったと思います。シリーズではホークスの分も背負って、パ・リーグのチャンピオンフラッグを渡さない戦いをしなくてはなりませんね。
しかし今日は、初芝に尽きます!やはり、チームの困っているとき、そのプレーで皆を奮い立たせてくれました。逆転のきっかけは、やっぱり初芝でしたから。
このまま、ユニフォームをもっと、長く着ていてください。
涙は日本一までとっておきます。