土曜が仕事だったので、決勝もドーム行きを断念してテレビ観戦していました。
今年の野球も、もう終わりなんですね。こんな時期までマリーンズのことを気にかけていること事態、初体験なのでどうして良いか分からないっていうのが、正直なアジアシリーズの感想です。
福浦・幸一・小坂とケガで欠いている中、チャイナ戦は殆ど浦和のチームみたいな状況でも、4連勝でアジア1となった訳ですが、何だか微妙に喜べません。やはりプロ野球の歴史から考えて、勝つのは当然だと思いますし、そんな中でちゃんとひとつも負けずに終えたマリーンズを褒めたい気持ちはあるんですが、試合途中で見える気の抜けた笑顔と緩慢なプレーがちょっと引っかかっております。
勝つには勝ったけど、もっと力を見せ付けて勝たなきゃ!
でも、シーズン・プレーオフ戦って、限界に近いのは理解できます。半分エキシビジョンマッチみたいなところも拭えない今回のアジアシリーズでは、「負けなかった」ことが一番の価値なのかも知れません。
ところで、試合後スンちゃんが不穏な動きをしたようですね。まあ、彼的には守備も出たいのは理解できますし、そういった待遇で迎えてくれるチームがあるのなら、引き止めることは出来ません。特にセ・リーグの投手なら今よりも良い成績残せるでしょうし。
でも、これだけは忘れないで欲しい。マリーンズの応援は、絶対にスンちゃんを育てたと思います。彼の性格から考えると、他のチームじゃあ途中帰国もあったかも知れない。でも、今、リーグ優勝、日本シリーズ制覇という経験が出来たのも、マリーンズに居たからだと、理解していて欲しいです。
一時はメジャーよりも、マリーンズに本当に貢献出来る選手になりたいって言ってたから、まだまだ残ってくれると思っていたけれど、日本一になって、考えも変わったのでしょうか?他のチームに行っても、マリーンズでレギュラー争いを福浦とやって負けちゃった訳ですから、その上だと考えているメジャーは難しいよ。
ベニーみたいに、マリーンズを、千葉をもっと好きになって欲しいな。みんなスンちゃんを一生懸命応援していたのにな。