幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

John Lennon

巷では、今日12月8日ジョン・レノンの命日と言うことで、Tokyo-FMやJ-Waveなどでも特番やっていますが、私的には12月9日が命日なんですよね。ニューヨーク時間では8日だったけど、日本時間でニュースの流れたのは、9日だったように記憶しています。

25年前、当時高校2年生だった私は大好きなジョンの久々のアルバム発売と言うことで、家から一番近いレコード店で発売前に予約していました。ダブル・ファンタジーというタイトルのアルバムです。5日の発売日には学校が終わるとそのままお店に直行して、急いで家に帰って聴きました。音楽体験と言っても、ビートルズから入ってしまった私は現在進行形のミュージシャンのレコードを買うと言う体験が欠落していましたので、予約して買って帰って、レコードに針が下りる瞬間のワクワク感を、このとき初めて体験しました。

でも、そのレコードが何と不良品だったのです。それまでに何枚もレコード買ったことはありましたが、初めてでした。B面の”Watching the Wheels”の曲の途中で、針が進まなくなりました。時々、ジョンは表現上のテクニックで針飛び起こしているような効果を入れる事もあるので、これも効果のひとつかな?なんて思って見ていたら、プレーヤーの針がまったく進んでいません。仕方ないのでレコード店へもう一度戻って、交換してもらいました。この時から、「なんか変な予感」がしていたんです。

ダブル・ファンタジー

その”変な予感”を忘れかけた頃に、テレビから「ジョンレノン」という言葉が聞こえたのは9日のニュースでした。「ああ、新しいアルバムのセールスのことかな?」なんて軽く聞いていたらなんかおかしなことをアナウンサーが喋っていました。「元ビートルズの、ジョン・レノンさんが自宅前で暴漢に射殺されました。犯人は・・・」・・・もう、あとの言葉は聞こえませんでした。嘘だろ、って気持ちと悲しさとで気が変になってしまった。

あれから25年も経つんですね。あの当時私と同じように聴いていた世代は40代、今ジョンレノンに興味を持ち、新たにCDを購入している世代も、現在の15歳から19歳までのティーンエイジだそうです。彼の残した音楽・詩、そしてメッセージは、多感な頃の心に、一番響くのではないでしょうか?

私はジョンに、本当に大きく影響を受けました。今迄の自分の人生振り返ると、判断基準とか価値観は、ジョンから受けた影響が、とても大きいです。若い人にも、もっともっとジョンの音楽に、触れて欲しいと心から思います。