前オリックス監督の仰木さんが、肺がんで亡くなりました。
そんな体を押して、グラウンドに立っていたとは・・・。故人の意思でしょうけど、男として、野球人としては本望だったと思います。病気に蝕まれても、3ヶ月前まで第一線に居た訳ですから。私も同じように一生を終えることが出来たら、どんなに嬉しいでしょう。
仰木さんは、本当にパ・リーグには無くてはならない方でした。今年も合併球団を、大した補強もしていないのにプレーオフ争いを行うまで引き上げ、「やっぱり仰木さんは違うのかなあ?」そう実感するほど選手起用や采配には唸らせるものがありました。よく、「マジック」などと評されていますが、人を見る目が本当に優れているのだと、思います。
もう、グラウンドでその姿を見ることは出来ないのですね。なんだかとてもさびしいです。
ご冥福をお祈りします。