http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2006/02/11/01.html
仰木さんに続いて、実績のある監督経験者が亡くなられました。
藤田さんは、今のように読売が見苦しい球団になる前の”良心”を感じさせた最後の監督さんでした。
読売も、藤田さんの後に長島さんが”何でも欲しがるチョーさんは♪”になってから、今の醜悪な状態へなって行きましたが、藤田さんが監督だった時代には今ほどの悪感情は抱いていませんでした。先発メンバーの殆どが生え抜きで、きっちりした野球をしていたので、大金をかけて補強なんかしなくても、毎年優勝圏に絡んでいましたよね。
それなのにいつも読売がぼろぼろになってから、”つなぎ”とか”ショートリリーフ”的な監督就任ばかりで、それでも嫌な顔ひとつせずに引き受けていた姿は、「男だなあ」と感心するとともにある種の尊敬の念すら憶えていました。
まあ、それでも原さんも「弔いV」なんて誓わないで良いから、金に明かした補強は止めてください。読売の大金補強が始まってから、パの各球団の赤字問題がクローズアップされるようになりましたし、やっぱり他球団に選手を取られたく無いからと、身の丈に合わない高年俸というのは経営上は無理なんですよ。元凶は読売なんですから、藤田さんの遺志をきちんと受け継いで、選手を育てても勝てるチームを作るように頑張って欲しいものです。
ご冥福を、お祈りいたします。
