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幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

食卓の向こう側。

読み物

“食べる”という行為、生きる為には人間は避けて通れないものですけれど、この“食”が病んでいます。

食品添加物の多寡、塩分・糖分の取りすぎだけではありません。食べると言う行為には、単に生きる・成長する為のエネルギーを得るだけではない、家族の団欒が必要だと思うんです。

 

「食卓の向こう側」という、西日本新聞社のブックレットです。西日本新聞の紙面上で取り上げた記事を、ブックレットに編集したもので、私もネット上で注文して読んで見ました。

現在の食卓は、旬を忘れていたり、“チン”が幅を効かせていたり、自分の好きなものを好きな時に取ったりして、大変な状況に陥っているな、と改めて感じました。余談ですが、女性で便秘に悩む方は食事が一様に不規則ですよね。あと朝食抜きすぎです。三食規則正しくバランスよく食べれば、便秘に悩む人も減るんじゃ無いでしょうか?

私の家では、なるべく食卓は1日1回は家族揃って食事出来るように心がけています。平日は朝食を息子の登校に間に合う時間に合わせて、6時40分から家族全員で取るようにし、休日は夕食を18時から揃って食べるようにしています。でも、これは妻が専業主婦だから出来る事かも知れません。時間を決めてバランスを取ることだけは心がけています。子供にはそれが何より大切だと思うからです。

しかし、女性の社会進出が食事の乱れの原因と言い切ることにも抵抗があります。当然、夫の側も協力する必要があるでしょうが、それだけではなく社会全体として利己主義が覆っていることが原因かも知れません。男性も家族を理由に残業を拒否出来ませんし、女性だって同様でしょう。どっちにしても、子育てがしにくい世の中には違いありません。政府も少子化対策を考えているようですが、子育ての現場を分かっていませんね。お金を出すことでも、保育所増やすことでも無いです。社会として子育てを認知させることです。次世代を創るという行為が、社会には欠かせないことで最も尊いことだとすべての人が認知する事が必要だと、私は思います。そうすれば、子育てが“好きなことが出来なくなる”だとか“余裕がなくなるから嫌”だとか言って、子供を作らなくなる人が減ってくるのでは無いでしょうか?

これを言ってしまうと「男尊女卑」だとか「女性の社会進出を否定している」ように思われてしまうかも知れませんが、敢えて言います。小さな子供の傍には、父親ではなく、母親が愛情をこめて、手間隙をかけることは絶対に必要だと、私は思います。これは、時間をやりくりして、夫婦協力して補える問題ではありません。絶対的な時間の量が必要です。両親の勝手な都合で「時間が短いなら内容を濃くすれば良い」なんて考えている方がいらっしゃるようですが、お子さんが大きくなってから後悔する結果にならなければ良いな、と思います。内容が濃ければ良いなんて、親が後ろめたさをごまかす為に勝手につけた言い訳に過ぎませんから。幼稚園なり、小学校なりから帰って、鍵を開けて暗い部屋に帰ることが、楽しいですか?自分の子供の頃を思い起こして下さい。自分の親に、「時間が短いなら内容を濃くしてあげるね」と言われて嬉しいですか?私が子供なら「いや」です。食卓だって、おなかを満たせば良いって物ではないです。

奇麗事を言うつもりはありません。両親働かなければならない事情も充分理解しています。経済的に無理ということも承知しています。でも、単なる母親の利己主義で「社会に取り残される」とか「再就職が大変」とかいう理由だけで、お子さんにしわ寄せをしないで下さい。接する時間が少なかったら、せめて一品は手料理で、愛情を込めて作ってあげてください。