幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

これが野球。

千葉県大会の準決勝、平日ですからリーマンの辛さでマリンへの参戦は叶わず、オマケに今日は商談で大磯まで外出しなければならず、携帯速報に一喜一憂する変なおじさんしていました。

今日も高校野球ダイジェストでゲームの内容を見ただけですが・・・。

第一試合:稲毛 1 - 8x 拓大紅陵

稲毛の快進撃が止まってしまいました。7試合目は限界ですよね、一人で投げきるの。今の時代はやはりエース級が2人以上いないと、夏の選手権を勝ち上がることは至難の業なんでしょうね。とは言え、ゲーム結果はコールドですが立ち上がりから稲毛打線は拓大紅陵を攻め立て、あと一本、打球が右か左に逸れてたら、まったく違った結果になったかも知れない、そういったゲームでした。結果的には拓大の勝負強さが流れを終始稲毛に渡さなかったので、拓大の底知れないチーム力を見た気がします。

あと、試合終了後、稲毛の山下投手に拓大紅陵ナインが集まって肩をたたきあっている姿は、なんだか胸が温かくなる光景でした。 

第二試合:習志野 1 - 2x 千葉経大附

我らが母校、習志野の夏は終わりました。

ここまで競った展開ははっきり言って予想外でした。内容的には習志野の安打12に対し、千葉経大附は5本、しかも千葉経大附は3回以降ヒット2本と習志野・佐々木君に完璧に押さえ込まれます。しかし、習志野はゲームでは負けました。延長11回の裏、ライトが無理にライナーを処理に行って後ろにそらした3塁打のあと、あっさりと犠牲フライが上がってしまいます。たったワンチャンスを物にした千葉経大附。これが野球、と言ったところでしょうか。

それと正直なところ、千葉経大附の竹島君が、ここまで粘り強く投げるとは思えなかったです。チャンスのあとのあと一本、転がせていればこちらの試合は一方的になったかも知れません。習志野がようやく追いついた8回の同点のあとのチャンス、そして延長11回表の1死満塁のチャンスに勝ち越せなかったことがすべてでしょう。転がせば良かったのでしょうが焦って打ち上げてしまっています。やはり先制点を奪われチャンスが点にならず、徐々に焦りがバッティングを狂わせたのかも知れません。

 これで決勝は拓大紅陵と千葉経大附の顔合わせとなりました。どちらが勝っても私立校ですね。千葉の代表には、昭和57年の東海大浦安から私立校と公立校が交互に出るジンクスがあって、平成9年の市立船橋の連続出場で途絶えるまで15年続いた事がありました。その後再び平成10年の2校出場(これも八千代松陰市立船橋で公立・私立の組み合わせ)から平成14年の拓大紅陵まで交互出場が続きますがこの後3年私立の優勝が続き、去年の銚子商でやっと公立校が出場したと思ったら、今年は今日の結果でどちらが出ても私立の代表になりました。

また“千葉のジンクス”の始まりになるんでしょうか?

ともあれ、明日は180校の代表を決める決戦です。白熱したゲームを期待します!両校とも、悔いの無い一戦を!