M 3 - 1 Bu
勝利投手:清水(8勝7敗) 敗戦投手:平野佳(7勝8敗) セーブ:小林雅(33)
ヴァルの燃料は、まだまだ切れていませんでしたね。
バファローズの先発、平野佳は今年の対戦成績が2敗で防御率も1.33と、デイビー同様大の苦手のピッチャーですが、ヴァルのキャノンが2回も炸裂しました!当たれば笑えるくらい飛びます!
ヴァルには悪いですけど、心の中で「打ってくれ」じゃ無くて「当たれ、当たれ」ってつい祈ってしまうバッターも中々貴重です。平野佳はすっかりマリーンズ打線を呑んでかかったような自信たっぷりのマウンドさばきで、ヴァル以外を完璧に押さえ込んでます。サトのツーベースと、ワティ以外はノーヒットに押さえ込まれました。
見て下さい!こんなんで良く勝ったですよ、ホント。
http://www6.nikkansports.com/baseball/professional/score/2006/200608170mw.html
ナオのピッチングは、本人がヒーローインタビューで言っていましたが、“並”の出来です。取り立てて良くは無いですが、バファローズ打線の元気の無さにも救われました。要所要所で威力のあるボールが来ていたのと、悪い時に多くなる“ボーっと”した失投が殆ど無かったことが良かったのでは無いでしょうか?
それよりも8回の継投のシーンです。森山・村松を難なく押さえツーアウトにしますが、塩崎にヒットを打たれ次の打者が後藤という場面で、ボビーは藤田を投入します。
一昨日のゲームでは、9回の無死1,2塁で後藤にバスターから1塁の頭を抜かれる決勝打を放たれていますので、ここでは藤田の脳裏から嫌なものを消したかったのでしょうね。きっちりリベンジすることによって、今後の対戦に嫌なものを残さないようにとのボビーの配慮だったのではないかと思います。
それと今日のサプライズ、今季は外すことの多いボビーサプライズですが、今日の2番・ヴァルは久々に来ました!メジャーでは“2番最強”といわれることもあるとのことですが、そうするとひょっとして“2番・今江”って、今江が最強打者とボビーは認めたことだったのかな?とも考えてしまいました。
心配事がまた一つ、西岡が故障で抹消されてしまいましたが、その代役の根元もデッドボールで途中退場となってしまいました。ベニー・福浦がやっと戻ってくれたと思ったら、二人続けて故障は避けて欲しいですね。
とにかくまだまだシーズンは終わっていません。週末のファイターズ3連戦は是非札幌のお返しで3タテと行きましょう!!