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幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

中途半端。

消費者金融

特例金利は2年、25%に 多重債務改善へ法改正

http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/keizai/20060915/20060915a2520.html?C=S

自民党は15日、金融調査会などの幹部会で貸金業規制見直し問題を協議し、上限金利引き下げ後に特例として認める少額融資の高金利を、当初案の年28%から年25%に引き下げ、特例期間は5年から2年に短縮する方向で最終調整した。

同日午後の党金融調査会、法務部会などの合同会議に修正案を示し、消費者金融などを対象にした貸金業規制案を決着させる方針。

政府、与党は今秋の臨時国会に、貸金業の上限金利引き下げや規制強化のための法律改正案を提出する。政府内には、多重債務者問題の対策本部をつくり、市町村にも相談窓口を置く。自殺や家庭崩壊などが後を絶たない状況の改善に政府、与党が一体で取り組む姿勢を示す。

焦点となっていた金利引き下げは、4年かけて出資法の上限(年29・2%)を年20%に引き下げ。利息制限法の上限(元本によって年15-20%)とほぼ一本化し、中間にあったグレーゾーン金利は廃止する。
 
なんともいえない中途半端な形で、一応の決着を見たようですね。
こんな半端な決着するならば、いっそ20%とか18%にでも下げてみて、消費者信用市場を、大混乱させれば良かったのに、とさえ思います。
これではまた“多重債務者”が減らないと再び政争の道具にされてしまう危険性を孕んだままになってしまいます。
 
お偉いさん方は、多重債務と金利問題を絡めていますが、今まで何回も段階的に金利が下がっているにも関わらず、多重債務問題は解決したのかどうか、または軽減傾向にあるかどうかという、極めて常識的な議論がまったくなされないまま、ただ感情的に、“サラ金は高金利だ”“高金利だから悪い”“高金利だから返せなくなる”・・・などという感情論だけで話が進められている現状を、嘆かわしく思います。
きっと、こういったことをしたり顔で議論されている方は、消費者金融でお金を借りなければならない生活が、どんなものなのか考えもしないで、ただ闇雲に「高金利金利」と呪文のように唱えているんでしょう。
 
いっそ、お偉いさんの言うとおりにして御覧なさい。そのときにどれだけ市場が混乱するか、どれだけ自殺者が増えるか、現実を直視してくれたほうがいいと思いますよ。
そうなればきっとお偉いさんは言い逃れをするんでしょうけどね。
消費者金融が、お金を貸すから悪いんだ」ってね。(おいおい、金利が高いからじゃなかったのかよ)
 
本当は、お金を借りなきゃ生活できないような“負け組み”が、そこから脱することが出来ない閉塞した社会を改善する対策が、必要なのですけどね。
 
そんなことは誰も口にしていないこと自体、おかしいと思いませんか?