21日に東京地裁で、東京都の教育委員会が出した、「国旗・国歌」に関する通達は憲法違反である、という判決がありました。
国旗・国歌義務化は違法 都教委通達、思想良心の自由侵害 東京地裁判決
http://news.goo.ne.jp/news/sankei/shakai/20060922/m20060922007.html?C=S
(産経新聞)
この記事に記載された「難波」という裁判長、いくつもの“問題判決”を出して物議をかもし出しています。まるでWBCのあの審判(=ボブ・デビッドソン)見たいですね。
ちなみに、「難波裁判長」でググルと、色々な判決が出てきます。
中には、この裁判長を持ち上げた、左系のブログなども出現しますが、そういうのはスルーして純然たる判決を取り上げてるものだけピックアップしても、ひとつひとつを見ていて感じるのは「バランス感覚の欠如」です。この裁判長は自分の信条・思想どおりに判決を出さないと気が済まない方のようで、こういった人を裁判長にしている日本の司法もおかしなものです。裁判長は法の番人、運用を弾力的に、現場に合わせて裁いていくものなのに、難波裁判長は自らの信条に基づき事件を限定した側面からのみ判定したと思われるような判決を出されています。(詳細は各判決文をご覧下さい。ご判断は皆様にお任せします)
そんな問題裁判長の下した判決、現場を無視していないはずがありません。東京都も即刻控訴を決めたようですので、今後の行方を見守りたいと思います。本来は国旗・国歌の強要が違憲云々ではなく、通達に従わないことへの判断も必要ではないでしょうか。そもそも、こういった国旗・国歌に対する通達を罰則を持って行わないと、国旗・国歌に敬意も払えない教員が問題では無いかと思うのです。
それと、この裁判の原告の方々、現職の教師なんですよね?。お仕事どうなさってるんでしょうか?裁判の原告になるには相当の労力が必要です。まさかお給料貰いながら裁判の資料用意してるんじゃないでしょうね?あなた方のお給料は税金ですよ。もし、この裁判を熱心に進めるのなら、即刻休職または退職して進めていただきたいものです。この辺の感覚からしてずれてるから、こういった訴訟を起こすんでしょう。教師の本分をまったく忘れています。
ちなみに、「教師 犯罪」でググッて見ると、こんな感じです。
何だかねえ。先生って威厳のある方ばかりじゃないのは分かってますけど、これじゃ、人間失格の人たちの集まりみたいに思えてきますね。
となると、やはり気になるのは「教師としての力量」です。
増える指導力不足教員
http://www.manabinoba.com/index.cfm/4,7560,159,html
子供を持つ身としては、公立学校に教育をゆだねて本当に大丈夫なのか?そこに感心が行ってしまいました。国旗・国歌なんかに現を抜かしていないで、もっと教師の本分を追求してもらえないものなんでしょうか?
国歌・国旗を前にして、厳粛な気持ちになり誇りを持つことは、決して軍国主義でも、思想統制でもありません。むしろ、他国の国旗・国歌を尊ぶ心の源泉となり、真の国際化を目指すには、絶対に必要なことではないかと思うのです。
私の通った大学の校歌の一節が、私は大好きなんです。
http://www.kokugakuin.ac.jp/about/kengaku/kouka.php
「外つ国々の長きを採りて 我が短きを補ふ世にも いかで忘れむ 基つ教は いよよ磨かむ 基つ心は」
外国の良いところを学ぶ姿勢は必要です。でも、一番大切なのは自らの民族の文化を正しく理解し学ぶことです。君が代も日の丸も疎かにする人は、他国の文化も疎かにするでしょう。もう、「日本の軍国主義」など妄想に過ぎないことに、早く気づくべきではないでしょうか?
追伸:9月26日:私のエントリーと趣旨の離れたコメントが付けられましたので、申し訳ありませんが削除させていただきます。