幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

ドラフト。

マリーンズの今年の1位指名は、大方の予想を裏切り八重山商工の大嶺投手でした。

しかし、一連の報道見てると、何だか腹も立って来ます。そんなに千葉がお嫌いですか?

プロ志望届けをしたということは、その時点でこういうことも想定できたはずです。まさか、新垣投手の時のように“密約”でもあった訳ではないでしょうに。

http://www.sanspo.com/baseball/top/bt200609/bt2006092604.html

この、伊志嶺監督のコメントもふざけてますよね。裏返せばマリーンズに入団したら、“プロで勝てない投手になり”“2,3年で終わる選手になる”って言っているようなものです。そんなに千葉が、マリーンズがお嫌いですか?と問いたい。

「石垣の人間の気質を考えると、関西や関東に行かしたらダメになる。社会人を含めて考える」大嶺にはプロで勝てる投手になってほしい。2、3年で終わる選手になってほしくない。バックアップしていけるのは私しかいない。応援したいなと思っている。高校が4年あれば心も体も即戦力として送り出せるけど…」。

ちなみに、と言っては何ですが、マリーンズとホークスのピッチングスタッフを比較して、良く伊志嶺監督は考えて欲しいものです。マリーンズのピッチングスタッフは、ホークスほどの有名選手や、アマチュアで評判抜群の選手が入団している訳ではありません。上位指名はマサとナオくらいですよ。それでも宏之・晋吾のように2,3年で終わらずにずっと活躍してくれる選手に育て上げることが出来るんです。

それと、関東や関西では石垣の人間はダメになるそうですが、私に言わせて貰えば博多だって石垣から見れば大都会でしょう?能登の田舎で育った私が言う位ですから、幕張よりは中州のほうが誘惑が多いし危険ですよ。

新聞などメディアにのっかる発言なのですから、仮にも指導者たる人間が、そういう発言をするってどうなんでしょうか?

今年の甲子園、はっきり言って緒戦負けの内容でしたよね。八重山商工は。粘りの勝利と言われていますが、相手の千葉商大附属の選手たちが甲子園の異様な判官贔屓に飲まれて負けちゃったというのが、本当だと思いますよ。その勝たせてもらった相手の千葉のチームから声がかかったのですから、これも縁と思って思い切って飛び込むぐらいの度量が欲しかったです。

グチャグチャ言うなら来なくて結構。そんな些細な事で左右される程度の素材なら、希望通りホークスへ行っても結果は出ないでしょう。駒大の田中君、鷲宮の増渕君を見習って欲しい。

個人的には増渕君を指名して欲しかったんですよね、私は。大嶺君はメンタル面で課題が多すぎて、多分プロには向かないでしょう。それを今回の報道で確信しました。意中の球団でないショックはあるにせよ、プロでやるならどこも一緒。マリーンズの指名で“1位で光栄です”くらい言える選手じゃなければ、プロでは無理でしょう。