幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

感想。

製紙業界TOB混乱収まらず 副会長ら理事会にまた欠席


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061024-00000008-san-bus_all

うーん。

「子供の中に、大人(王子製紙)が一人」

ってところでしょうか?

私の見る限り、今回の王子製紙北越製紙に仕掛けたTOBは、非常に紳士的なものに思えますけどね。

どっちかと言うと、王子製紙も、もっと大胆にやればよかったのにな、と思います。TOBというスタイルを採るのなら、相手の意見を聞きすぎてはいけません。

王子製紙に反発している大王製紙北越製紙、そして日本製紙にしても、私には結局「王子に一人勝ちされたくない」だけで徒党を組んでる餓鬼連中にしか、見えません。北越製紙も「経営の自主性」云々ばかり主張していますけど、実際のところどうなんでしょうね?公開企業である以上、株式を買い占められる危険性は王子製紙に限らずありえる訳で、仮に今回は“救った”形になった日本製紙グループにTOB仕掛けられたら、どうするんでしょうか?

経営の自主性なんてお題目唱えてみても、結局は経営陣が地位を守るために汲々としているだけに見えちゃうんですね、私は。社員の為に、株主の為に、と考えると、王子製紙の提案を端から断る必要はあるのか、と考えると、答えは「否」のように思います。

もっとワールドワイドにみて、競争力のある製紙業界を作って行こうとは、思わないんでしょうか?冒頭のような程度の低い話題を耳にすると、何だか働いている社員の方が気の毒です。