幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

地上波の限界。

日本シリーズはファイターズ、3連勝で王手となりました。

シーズン通りの展開になっているファイターズと、ちょっと歯車がずれた感じのドラゴンズ、と言ったところでしょうが、こういう短期決戦で普段どおりやれるかどうかも実力のうち、と考えて良いのでは無いでしょうか?

と、いうよりドラゴンズはリーグ終盤はタイガースに追い上げられヘロヘロでゴールインしました。シーズン中盤までの投手力・打力・守備力のバランスの取れた強さを終盤は失って、3連戦の負け越しが続いたりしてましたから、ドラゴンズの調子が出ないって言うよりは、ペナントレース終盤からの失速を引きずってるだけじゃないかと思います。今年もしセリーグプレーオフがあれば、多分シリーズまでは進めなかったんじゃ無いかと思うんですね。

ドラゴンズはリーグ優勝はあっても日本一が無いのは、ペナントレースは最初にたくさん貯金をしておけば、終盤もたついても誤魔化せますが、短期決戦はそうは行かないことの現われでは無いかと、思うんです。

とは言えまだ勝負は決まった訳では無いですから、ここからドラゴンズの逆襲(あるいは、ファイターズが日本一を明日の試合の頭から意識してコチコチになるとか)など、流れが変わることが絶対に無いとは言い切れません。明日の結果を楽しみに待ちましょう。

それと、今日のテレ東の中継、最悪のエンディングですね。これだから地上波はダメなんですよ!!何で金村のヒーローインタビュー中にぶつ切りするんでしょう?単に試合だけ中継するのがテレビ局の仕事では無いと思うんですけど。ゲームを見られない地域に住んでる方や、時間的に球場へ足を運べない方に臨場感を提供すること、あるいは野球に対して興味が無い人にもわかりやすく面白く見せることも、テレビの使命だと思うんですよ。ヒーローインタビューなんて、選手の人となりの一番良く出るところじゃないですか。それも、金村が視聴者の前、ファンの前でお詫びを真剣にしているシーンでブツッ・・・。中継が延びていて時間的に厳しいのは分かりますけど、あんな切り方した最初のCMなんて、「このスポンサーの意向かあ、」ってイメージ最悪だと思いませんか?

2011年に、デジタル放送へ全面移行する予定ですが、それまでに生き残れるテレビ局ってあるのかな?と、そんなことまで考えてしまいました。自分達がこの番組で何を伝えるか、何を訴えるか、野球中継なら試合だけでなく、選手の周りのドラマとか、そういうものを伝えることも、臨機応変に出来ないようでは、何のためのスポーツ中継か分からないような気がするんです。そういうことしっかりと考えてないと、今の地上波のテレビ局って、消え行く運命では無いでしょうか?

うちもそろそろケーブル導入考えないといけませんね。