幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

喧嘩両成敗。

あの「騒音おばさん」に、1審より重い判決がでたそうで。(このエントリーでは裁判が判決確定していませんので、通称または“さん付け”で呼ばせていただきます)

http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/K2006122600131.html

これ、あまり興味なかったので深く考えていなかったのですが、刑事事件で争っていたんですね。

一連のマスコミ報道を見ると、この裁判の原告は“被害者”で、この「騒音おばさん」が、加害者のように見えますが、果たして本当にそうなのでしょうか?

マスコミの報道は、この「騒音おばさん」の異様な行動が話題になるから、一方的にこの騒音おばさんこと河原さんの映像ばかり流しますけど、こういう行動をするに至るには、それなりの事情があるんじゃないかと、思っていました。

子供の喧嘩だって、一方的にどっちかが悪いはずはないでしょう?手を上げたほうがきっかけではありますが、事をエスカレートさせるには、両方何かしらの問題があります。

これも、大人になっての隣人同士の争いですけど、よくよく考えてみると、このマスコミに流される映像だって、本当はこの河原さんの許可を取って要る訳ではないですよね?いわば隠し撮りでしかも相手をけしかけて撮影している可能性も否めません。

しかしこの大阪高裁の古川裁判長は

河原被告は02年11月~05年4月、自宅勝手口付近にCDラジカセを置き、昼夜を問わず隣の住宅に向けて大音量の音楽を流し続けた。その結果、隣人女性に精神的ストレスを与え、高血圧やめまい、睡眠障害など約1カ月の傷害を負わせた。

などと一方的に原告の意見を認めてしまっています。よくよく考えて見ると「昼夜を問わず大音量で」とありますけど、この住宅地、他にも家がありますけど、ラジカセの音は向かいの1軒にしか聞こえないんでしょうか?だとすると素晴らしい指向性のスピーカーですね。

それと、「高血圧やめまい、睡眠障害など約1ヶ月の障害」を負わせたそうですけど、話によると医者にも通っていないそうです。それでどうして障害罪が立件できるのか、ちょっと聞いて見たいですね。なかなか画期的な判決だと思いませんか?

河原さん側の行為も、あの映像となって盗撮された部分は、決して褒められたものじゃないです。でも、あの映像の中でも、他の方にはとても愛想の良い人ですし、近所の方の評判も「大人しい人」「普通の人」っていう印象ですから、原告の方の行動にも、何か問題があったのでは無いかと、思うんです。

今回の大阪地裁の判決は、まるでマスコミ報道の内容を鵜呑みにしたかのような判決になってしまいましたが、是非上告審で、きちっとした公平な判決を望みたいものです。

河原さん側のことも書かれているサイト

http://blog.livedoor.jp/news2chplus/archives/50158055.html

ニュース映像集(ファイルをダウンロードして保存してから再生してください)

http://www.geocities.jp/shebackzone/douga.html

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?b=20070412-00000080-mai-soci