幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

マリーンズ年賀状2007。

チバテレビで今日、「マリーンズ年賀状2007」が放送されました。

地元テレビ局ということもあるのでしょうか、選手たちのメッセージも身近に感じられるような気がして、チバテレビのマリーンズ特集はつい見ちゃいます。今回はCMの前後にNG集のような番組外のシーンが放送されているんですが、それがまた選手の素顔を垣間見ることが出来るようで良かったですね。

今日、放送の中で私が注目していたのは、新人選手のコメントでした。今まで報道される情報では少なすぎてどんな選手か分かりませんでしたが、野球以外の人間的な部分は、少しは感じられた放送だったように思います。

放送を見終わった中で、私が印象に残ったのはやはり注目度ナンバーワンの大嶺と、神戸でした。大嶺は、今年の抱負として「体を作ることと、高校時代に出来なかったことを全部やって最高のパフォーマンスを見せたい」と言ってましたけど、自分の中でちゃんとやるべきことのイメージが出来ているんでしょうね。このインタビューの中ではどういうことなのかは触れていませんでしたけど、撮影のシチュエーションでスーッと言葉が出てくることは、頭にしっかりイメージが出来ているからだと思うので、あとは立花さんを信頼してしっかり鍛えることでしょう。

神戸のほうは、「まず人格からしっかりしたい。金本選手や小久保選手のように、人間的にも一流の人はプレーも一流だと思うので、そういう選手を目指したい。」というのが、なんとも頼もしいですね。是非、将来は金本や小久保のようにキャプテンシーを発揮するマリーンズの中核選手になって欲しいと、思いました。

解説のクラさんが「良いものは早く出したい」って大嶺のことを言ってましたけど、私も出来れば今年から投げさせても良いんじゃ無いかと思います。体は確かに出来ていないでしょうけど、それなりの投げ方はさせて実戦で成長させても、ダルのように上手く行けるんじゃ無いでしょうか。

ちなみに、この「マリーンズ年賀状」は、ズレータの入団決定前に収録されているんでしょうね。クラさんが盛んに「長距離砲が欲しい」と言っていましたから。でも、実際にズレータの入団が決まって見ると、守備位置のフォーメーションも大事ですよ。

こんな事言ってしまうと語弊があるかも知れませんが、私は優勝が全てだとは思っていないんです。パリーグだけでも6球団、それぞれが同じ思いで切磋琢磨していますから、そう簡単には優勝出来る筈がありません。私が期待するのは、勝ち負けを問わず、球場に足を運んでも満足できるゲームです。スピードと技術、そして巧みな采配があれば、後から試合の結果は付いて来ますから。

それと球団関係者の方に望むのは、野球を見に来る環境を、もっと整えて欲しい・・・。野球以外のイベントも結構ですが、場内の誘導や警備などで、一番大切なのは何か、もう一度原点に返って考えて欲しいです。球場に見に来た全てのお客様が平等に、野球を楽しむことの出来る環境を作る、それを球団トップから球場警備のアルバイト、果ては球場内の販売員に至るまで徹底できるような経営姿勢を期待したいです。