全国高校サッカー選手権、千葉県代表の八千代高校が快進撃を続けていますね！
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/hs/85th/column/200701/at00011931.html
今日の前年優勝高、滋賀県立野洲高校との一戦も、４－１と快勝でした。それまで２試合、押し気味の試合とは言えＰＫ勝利ですからあまり勢いが出ているとは言えませんけど、今日はすっきりと点を取って決着したのでナイスゲームでした。
前半こそ９分に米倉くんのシュートで先制はしましたが、野洲のサイドからの早い上がりにゴール付近まで攻め込まれるシーンが多く、「さすが、タレントの多い学校だな」と野洲高校の強さを感じました。でも前半も終わりに近づいた頃から八千代もＤＦのマークが落ち着き、野洲の乾君が前線で孤立しだして徐々に八千代のペースになっていったように思います。
後半はほぼ八千代が一方的に攻めていました。中盤もほぼ八千代が支配し殆ど野洲陣内でのプレーでしたから、先制されてＤＦの注意が前に行っていたのか八千代のシュート数がどんどん増えて行きました。先制された後、思うように前線へボールを遅れなかった野洲高校の焦りと、八千代の普段どおりのプレーがもたらした点差だったんじゃないでしょうか？
しかし、スポーツ新聞などの論調見てると、“波乱”とか“金星”とか八千代の事書いてますけど、ちょっと失礼ですよ。ジェフに内定している米倉くんや、怪我をして万全では無いですがジュビロへ内定している山崎くんを中心に、ショートパスとドリブルで展開するスピードのあるサッカーが持ち味の好チームです。今日の点差ほど、野洲と八千代の差があるとは思いませんが、どちらも高校レベルとしては充分に日本一を狙えるチームだと思います。
敗れてはしまいましたけど野洲高校のサッカーは見ていて楽しいですね。プレーも綺麗だし、選手が個々に考えながらプレーしているのが良いですね。高校生だからって無理やり「管理サッカー」みたいに型に嵌めこむよりも、こういった伸び伸びやるほうが、今後日本サッカーが欧州や南米に伍して行くには必要なんじゃ無いでしょうか？この両チームのゲーム見ていて、なんだか楽しくなっちゃいましたよ！
