幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

魔女狩り。

あるある大辞典”での捏造問題、あとからあとから“捏造”を引っ張り出してきますけど、よく飽きませんね。ここまで来るとマスコミも単なる愉快犯と同等以下の魔女狩りです。もう一般庶民は食傷気味ですよ。

http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/aru_aru/

でも、この問題って、関テレだけが悪いんでしょうか?関テレのしたことは、捏造番組を直接制作したというだけで、テレビ番組の作成を私企業であるスポンサーの資金に頼っている現状では、“あるある”に限らず、“スポンサーマンセー”な番組は、他にいくらでもあるんではないですか?

件の“あるある”も、私はスポンサーが大嫌いだったので一切見ませんでした。どことは言いませんけど、捏造CMの本家の企業です。わざとらしい特保の効能を謳ったお茶系飲料の宣伝を見てると、反吐が出そうになるくらい嫌ですね。他にも“健康○○○”とか、いかにもこれを摂取すると体に良さそうなCMをいっぱい作ってますけど、実際に本当に効果があるものって、殆どないですよね?しかもどの商品も、流通段階で圧力をかけて、ディスカウントさせないように価格維持を問屋に強いていますし。下手に逆らって安売りすれば、即座に出荷停止ですから。捏造番組でマインドコントロールして自社の商品を売りつけ、販売時にはディスカウント出来ないように出荷先ごとにロットを分けてトレース出来るようにしているのですから、性質が悪すぎです。

効果があったとしても、それはいわゆる思い込みのレベルで、体に摂取することで本当に健康に良いものがそんなにあるのなら、今までにもっと沢山の健康になる製品が商品化されているでしょうし、社会のすべての人から病気がなくなってしまうでしょうね。

私が“あるある”のスポンサー企業の商品を買わなくなってから久しいですが、買わなくなった原因は、刷り込みイメージ型の広告ばかり流しているからです。まるで洗脳ですよ。「弱酸性がお肌に良い」とか「アミノ酸が頭皮に良い」とか、いったい何の根拠があるのかと、問い詰めたくなります。効果はあってもすべてではないものに、そんな断定調のCM流すなんて、私には犯罪行為に見えますよ。

このスポンサー企業は、“あるある”のスポンサーをとっとと降りてしまったことには驚きました。バレない自信があるんでしょうか。でも、テレビ番組なんて「スポンサーの意向」が一番重要ですから、降りたからって許される訳ないんですけどね。

しかしこの問題にはどのマスコミも切り込みませんね。きっと広告出稿を削減されるのが怖いんでしょうね。ああ、オソロシやスポンサー。