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幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

国が詐欺師の片棒。

消費者金融

多重債務者:過払い金を国保料に 滞納減目指し 厚労省

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070209k0000m010161000c.html

開いた口が塞がらないニュースです。

どうして、日本人というのは物事を客観的に、そして冷静で適切な判断が、出来ないのでしょうか?

「過払い金」などという名前をつけていますが、決して“過払い”ではないです。借りるときに金利にも返済条件にも同意して、しかも毎月支払って完済までしているのに、「過払いだから返せ」などという、今の過払い金の返還請求は、現代日本人のモラルハザードの象徴です。

昭和58年の改正貸金業関連3法で、出資法と利息制限法の関係から本則金利40.004%が決められ、利息制限法との整合性を取るために貸金業規制法の中にみなし弁済の規定が定められ、それに則ってきちんと営業をしてきたのに、先に決めたハードルを勝手にどんどん上げて行き、ハードルが越えられなくなったからといって「法律違反」と言っている事と、今の過払い請求の根拠は同じです。それを後で勝手に「なかった」ことにして、「過払いだから返せ」というのは、それこそ“詐欺”でしょう。

貸した側から見れば、「最初からそんなこと言い出すこと分かっていたら、あんたには貸さなかった。あんたに貸して大損だ。その間の維持費・経費・コストを返せ、あとあんたに裏切られた慰謝料をよこせ」・・・と私が今貸金業を自営していたら、過払い返還請求をしてきた債務者(もう、お客様ではありません)と、その代理人の弁護士・司法書士連中全員を訴えるでしょうね。

最初にきちんと説明を受けて納得して返済しておいて、風向きが変わったら「返せ」ですか。みんなが返せと言ってるから、返してくれるなら返せ、ですか?元々返さなくて良いものを、干からびた前世代の遺物の利息制限法の規定が都合が良いからって、めちゃめちゃなルールを作り直して「返せ」なんて言い出しているんですから、これの手助けをしている日弁連は本当に詐欺師の集団です。こいつらに正義の味方の面をされるのが、本当に許せない。

今度はこれに厚生労働省まで乗っかったんですね。国策で貸金業者いじめですか。日本人は本質的に貸金業者が理由もなく嫌いですけど、その感覚そのままに日弁連のまったく合理的・適正でない過払い返還請求キャンペーンに、国として便乗するとは、日本もどこまでも腐ってしまっていますね。

日本には貸金業を正当なビジネスとして認める風土がありません。ビジネスとしてきちんとしたルールに則り、市場原理で金利を決めるのなら分かります。金利は仕入れコスト(=調達金利)、貸し倒れ率、経費に適正利潤を加味して決定して、何が悪いのですか?その金利でニーズがあって、契約が正常に履行されるなら、金利を規制する必要などありません。規制する必要があるのは、契約内容を正常に履行しているかどうか、信用情報を適正に利用しているかどうか、この2点で充分です。

感情で決めた金利を、正義のような言い方はしないでもらいたい。過払い返還請求をライフワークにしておられる弁護士の方々に、あなた方の主張される利息制限法の金利規制がなぜ正当と主張するのか、データを持って論理的に説明出来る方がいらっしゃれば、お目にかかりたいですね。絶対にいませんが。

取れるところから取ってやろう、乗れるものなら勝ち馬に乗ってやろうって、ホリエモンから村上ファンドのトレーディングバブルで金を握った連中と同じ発想ですよね。ああいう意地汚い連中の思想と、過払い返還請求に便乗する連中の思想は、まったく持って同じです。詐欺師は正義漢ぶらずにもっと詐欺師らしくしていてください。

法律が許しても、道理は通りません。

追補:面白いですね。この後にもエントリーを上げているのに、こちらにばかり風俗系の迷惑TBが入ります。嫌がらせのつもりならレベル低いですね。