幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

卒業式。

今日、3月16日は、小学校の卒業式でした。

私は出席しませんでしたけど、天気が天気だったので、狭い体育館もかなり寒かったようです。

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(プライバシー保護の為、拡大しても顔が判別出来ない程度まで解像度を落としています)

この小学校は校庭も体育館もかなりコンパクトに出来ている為、学校行事の時は人・人・人ですごいことになります。少子化なんて言われてる昨今ですが、確かに子供より大人の数が多い(爆)です。上の写真でも、卒業生を取り囲む「保護者席」の多さがお分かりいただけるのではないでしょうか?まるで大人が子供を囲んでいるみたい・・・。

今日も卒業生が80人程度なのに(すいません、正確な人数知りません)、出席する保護者は180人程度とのこと。一家族2人以上かよ!!って突っ込みたくなりました。両親プラス祖父母の片割れか、母親プラスどっちかの祖父母って組み合わせが多いんでしょうね。

私が今日出席しなかった理由が「体育館が狭い」からだったので、こんなに大挙して押し寄せる神経は、ちょっと理解に苦しみます。そんなに押しかけて、何をするんでしょうか?

子供を一人前に育てる役割を背負っている人たち(保護者)が、これでは困ります。体育館が狭いことはあらかじめ分かっていることです。学校側は保護者の参加を優先させたらしく、1・2年生は出席しなかったそうです。卒業式って、全校生徒で見送るものだと思っていましたけど、体育館に入りきらない低学年が参加出来ず、出席する意味が???の保護者が数多くいるなんていうのは、どうなんでしょう。

何だか、子供のこと猫可愛がりすぎな気がしますよ。たかが卒業式じゃないですか。保護者が大挙して押し寄せて、写真撮ったりビデオ撮影したりしなくても、本人が自分の心にちゃんと刻めば良いことですよ。親がどっちも行かないのはちょっとと思いますけど、大挙して押しかけるのはどうも理解しかねます。別にこれはここに限った傾向ではないようです。大学生でもこんな感じですから。

http://blogs.yahoo.co.jp/araleyama/29454481.html

大学で指導をしておられる方のブログからの引用です。現場からですから生々しいですね。

息子にやらせていた「S&Bちびっこマラソン」でも感じたのですけど、本当に最近は親が過保護ですね。私も自分では息子に甘いと思っていますけど、こういう現状を見るに付け、「絶対同化したくない」と、意を新たにします。

別に子供をライオン並みに谷底へ突き落とせ!なんて言ったりはしませんが、子供とは「適当な」距離を置くことも必要ですよ。

それと、自分の子供と、自分だけが良ければ良い・・・なんて、そんな考えは無しにしてくださいね。本当は卒業式は、学校主導で親が干渉できないようにやらせてあげたい。こういう行事で保護者がしゃしゃり出て、“あるべき姿”を見失ってはいけませんよ、絶対。

最後になっちゃいましたけど、うちの息子も、色々ありましたが何とかここまで大きくなりました。離婚とか父子家庭とか、ずいぶん嫌な思いもさせました。本人は私には言わないですが、我慢していることもあったと思います。

こんな男が親父で済まんな。親は選べんからなあ。

入学式は、学校広そうだから出席しようかな?