幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

純国産。

今日は今季初マリンとなりました。試合開始時は風速10M前後ありましたが、いい天気でしたので家に帰って鏡をみたら、「パンダ顔」になっていましたよ。ちょうどメガネのとこだけ日焼けしなかったので・・・。明日から会社行けないよー!

ゲームの結果はこちら。

http://www.nikkansports.com/baseball/professional/score/2007/pg2007031802.html(ニッカンスコア速報)

先発はM:宏之-H:和田でした。宏之は立ち上がり主審の山崎さんが右打者のインコース付近のジャッジが辛かったことも影響あったのか、1・2回共にランナーを出す不安定な立ち上がりでしたが、3回に大村からの打順を三者凡退に抑えると、あとはランナーを出すものの危なげないピッチングでした。昨日のナオの好投もありましたが、果たして開幕にボビーが指名するのはどっちでしょう?

個人的にはボビーは、シーズンのナオの奮起を促す意味でも、宏之を指名しそうな予感がしていますが、どうでしょうか。

今日は、オープン戦だからでしょうか、先発は“純国産”打線でした。その上に、ピッチャー以外は今江が6回から退いたぐらいで、殆ど野手は先発がそのままゲームセットまで行っちゃいましたね。早川が竹原の代走で最終回出たくらい。ギザユニ着たズレータが見られると思って楽しみにしていたのに、ちょっとがっかりでした。それと、今日は和田が先発にも関わらず、大松がスタメンでした。1安打、それもライトへのポテンヒットに終わりましたけど、3打席目には左投手のインコースに、アウトステップせずきちんと踏み込めたのがヒットに繋がりました。1・2打席目は体が開いて完全にボールから目を切ってましたからね。あれではアウトコースがボールに見えるでしょう。

でも、ピッチャーはコミさんも登場、締めはジョニーと、言うこと無かったです!やっぱりジョニーは良い!存在感が違います。ストレートもMAX137Km/h、変化球が120Km/h前後と全盛期のオモカゲは望むべくもないですが、緩急を生かして、良い感じで投げてるように見えました。それと、ここ何年かでは一番ボールが切れていましたね。今年はリリーフになるかも知れませんけど、きっと活躍してくれるのではないでしょうか。

今日のゲームを決めたのは、なんといっても竹原でしょう。4回の和田のアウトコースのストレートをレフトに軽々と運んだのは、大器の片鱗を感じさせましたが、8回の松中の打球の処理はいただけません。あれは絶対に1塁に止めなきゃならないのに、緩慢なバックアップで松中のセカンド進塁を許してしまいます。これで松本はテンパっちゃったようで小久保にツーベース、柴原の代打、江川にも打たれ逆転を許します。

貪欲にセカンドを狙う松中も天晴れなのですが、許しちゃうのはちょっとね。9回に大塚が川﨑の打球を、ちゃんと1塁で止めたのと好対照になってしまいました。守備はうまいとは言えない竹原ですけど、次の塁をやらないぞ、という緊張感ぐらいは、ちゃんと出して欲しいものです。

ゲームは10安打のホークスに4安打のマリーンズでは、おのずと勝負は決してしまいます。しかし、その結果を導いたのは、勝負へのこだわり度合いだったように思えますね。これは「たかがオープン戦」では済まされないでしょう。少なくとも今日の先発で、開幕1軍の当確ライン上の人間は、自分なりに課題を見つけてゲームに当たらなければならないはず。

そういった厳しさがマリーンズに無く、ホークスに感じられたのは情けないですね。まあ、その“ヘタレさ”加減が好きで、ダラダラ応援してるってのもありますけど。