Ｅ ３ － ５ Ｍ ◇フルキャスト宮城◇観衆１５，３８０人
- Ｍ：成瀬－○小宮山（１勝０敗）－藤田－荻野－Ｓ小林雅（６セーブ）
- Ｅ：●青山（２勝３敗）－渡辺恒－小倉－松崎－朝井
- http://www.nikkansports.com/baseball/professional/score/2007/pl2007042105.html（ニッカンスコア速報）
- 今日は午前中にマンションの管理組合臨時総会があり、予定を全部午後に回した関係で、ゲームそのものはあんまり見られませんでした。海老名通勤の疲労って言うのもアリかも知れませんが・・・。
先発の成瀬は、今日はボールが切れてなかったようですね。球速表示はさほど変わらなかったですけど、バッターの近くに来て、いつもよりは球速が落ちていたんじゃないかな？って思います。それを特に感じたのが３回の塩川の打席です。２－２から外低めのスライダーをいとも簡単に流し打たれちゃいます。打った塩川を褒めるべきかな、とも思いましたが、続く礒部にも真ん中やや外よりのスピンのかかったストレートを簡単にセンターオーバーされてしまいます。あの高さのボールがジャストミートされるときはダメだな、と思いましたがボビーも今日は早々に成瀬を諦めちゃいましたね。
２番手は４１歳・コミさん。リードしてない場面だったので、今年のピッチングスタッフのバリエーションの無さが露呈しました・・・なんて思ったですが、そこはコミさんさすがです。フェルナンデスと塩川にヒットを許すものの、得点は許しません。塩川にヒットを許したところで、ボビーは藤田にスイッチします。いつもの左には左、のワンパターンリレーですが、正直成瀬の低めのボールにきっちり着いていっていた礒部を藤田が抑えられるかな？って心配してしまいました。
ここのリードはサトも徹底して外でした。藤田のボールがたまたま低めに全部綺麗に行っていたので、最後はセカンドゴロで事なきを得ましたが、今年の礒部は振れてますね。多分一球でもボール一個分ぐらい高い球が来ていたら、間違いなく外野の頭を越していたでしょう。なんてこと考えながら、礒部の打率を見てびっくり！目下パ・リーグの首位打者だったんですね。
現在のパ・リーグ打撃順位です。http://www.sponichi.co.jp/baseball/npb/2007/stats/dageki_p.html
合併球団とイーグルスの好調振りが、判ります。でも我がマリーンズ、青野ぐらいしかいないのに、今の位置につけてるって、何だかとても運が良いですよね。それと同時に、如何にマリーンズのピッチングスタッフが良いか、改めて感じます。でも、先発投手がゲームを作ったとき以外のリレー、特に今日のようにタイ、またはリードされている展開のときは、ちょっとスタッフ不足ですね。何だかコミさんばかり酷使されているように見えちゃって・・・（実際そうですが）
２００４年以来の勝利投手となったコミさんですが、すごいと思うと同時に、これじゃイカンですよ。コミさんほどのピッチャーを、半ば敗戦処理に使うって事もそうですが、場面に応じた投球法みたいなものを若手に繋ぐ機会が、なくなっちゃいますよね？
チーム内の完全分業が機能して、管理上はラクかも知れませんけど、ちょっと・・・と考えちゃったゲームでした。
バッティングは相変わらずですね。５点は取ったものの、タイムリーは骨折したズレータとサトだけ。ズレータの負担を軽くしてあげられるようなバッターがいないのが厳しいですね。福浦が早く戻ってくれないと、骨折した箇所が後々響きそうで、心配です。
明日はＭ：俊介、Ｅ：有銘の先発です。俊介、今季はいい感じですし相性の良いイーグルス戦ですから、ナイスピッチングを期待しています！
