幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

意思。

今日のゲーム、負けるべくして負けましたね。

ポイントは正人のエラーじゃありません。「たら・れば」なら、あそこでアウトひとつ取っておけば、逆転まではされなかったでしょう。でも、今日のゲームはそんな問題では済まないです。

9回表、ボビーが藤田続投の判断をした時点で、5点差ありましたけど今日は負ける、と思いましたよ。

監督の意思が、通じていましたか?藤田の集中力は、8回表で切れていたはずです。

マサを出すなら、9回の頭から行くのが、当然でしょう。

いつもより藤田が良かったので、思いつきで続投させたのでしょう。

選手は、監督がプレーするチェスの“駒”ではないんです。

8回の藤田とちがって、9回は別人でした。上体が突っ立っていて、悪いときの藤田に戻っていました。

満塁にして慌ててボビーはマサを投入しますが、ここもマサは自分が行くと思っていなかったでしょう。

ピッチャーの心理状態をちゃんと把握せずに、起用するからこういうことになるんです。

一人相撲は一人相撲でも、監督の一人相撲では、選手が気の毒です。

今季の、一番心配していた問題が、出てしまいました。

明日のゲームも引きずるようなら、今季はもう終わったかも知れません。

でも、私のマリーンズの選手を応援する気持ちは、変わりません。

 

追記:ボビーも9回の藤田の起用を迷っていたようですね。

http://www.nikkansports.com/baseball/f-bb-tp0-20070616-213967.html

試合後、バレンタイン監督は「藤田は9回に使わなければ良かった。判断ミスかと思う」。試合内容とともに、交流戦3連覇へ黄色信号が点灯し、力なく振り返った。

ここで後悔してるってことは、続投判断するときに、ボビー自身に迷いがあったと思うんです。続投の指示をしたときに、誰も意見を出来ない状況に陥っていること自体、やはり一つ歯車が狂うと転げ落ちる危険を秘めているように、感じてしまいました。