幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

10度目の正直。

H 2 - 4 M ◇福岡ヤフードーム◇観衆34,906人 対戦成績:6勝4敗2分け

M:○清水(3勝5敗)-荻野-薮田-S小林雅(16セーブ)
H:●和田(6勝6敗)-スタンドリッジ-篠原-柳瀬
http://www.nikkansports.com/baseball/professional/score/2007/pl2007070106.html(ニッカンスコア)
終盤はまるで昨日の再現のような展開で、ちょっと心臓に悪い展開でしたが、薮田、マサが面目を保ちましたね。
ナオも、ホークス戦の連敗がやっと9で止まりましたよ。自分が嬉しいと思うんですけど、勝利の決まった瞬間、ベンチ内で他のナインを労っている姿が映されていました。そういうところがこの男の“18番”たる所以なのでしょうね。中々にナイスガイです。

今日のバッティングは3回まででしたけど、今の面子で4点取ったら上出来です。相手は和田ですよ。早川が猛打賞、根元も何気に2安打、しかもかなりいい感じで振れてます。今江・西岡の不在を好機にして、何とか内野の一角に食い込んで欲しい素材ですから、ここへ来てのバッティング開眼なら歓迎です。

しかし、青野がまるでいけません。傍から見ていると、考えすぎてるんだか何も考えていないんだか判りませんが、研究されて来ているところだと思いますので、もう一歩がむしゃらになって欲しいものです。

青野を見ていると、この辺が所謂ロッテ臭というか、2005年の日本一から一応優勝争いに絡むチームになっても抜け切らないユルさを感じてしまいます。チームとしてはある程度の力を発揮しますが、選手個々の強さまでには昇華し切ってないんですよね。ホークスやライオンズとの決定的違いですけど、精神的な支柱になる選手の不在が、今ひとつナイン全員が1軍半に見えてしまう理由のように思います。青野もちゃんとそういう手本になる選手が身近にいれば、もう少し成長の度合いも違ってくるんでしょうが、ボビー政権である限りはそういう選手の獲得は望めないでしょうし。

今日はボビーもちゃんと最終回に代田を守備で使って来ましたね。同じ失敗は2回はしないようです。しかし、相変わらず塀内には期待しているようで、上がって来てすぐに終盤起用されます。その塀内ですが、9回のワンアウト1・2塁の場面、大村のセカンドゴロの根元からのボールを、1塁への送球を焦ってポロっとしでかしたときには、「また、昨日の再現???」なんて強く思った方も多くいらっしゃったんじゃないでしょうか。やはり塀内には黒いオーラ出まくりです。本人は真剣にやっていると思うんですけど、何が変わればこの黒いオーラを取ってやることが出来るんでしょうか?

なんにしても、この戦力でホークス3連戦、1勝1敗1分なら御の字です。ホークスの4・5番の不調にも救われました。今江・ズレータの復帰が待ち遠しいいですね。