幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

もっと楽に。

M 6X - 5 Bu(延長12回)◇千葉マリン◇観衆12,689人 ロッテ7勝4敗

Bu:デイビー-菊地原-加藤大-吉田-●大久保(0勝1敗)

M:吉井-神田-薮田-荻野-○小林雅(2勝2敗)

http://www.nikkansports.com/baseball/professional/score/2007/pl2007070503.html(ニッカンスコア)

最後にサトが決めてくれて良かった。ただそれだけです。 このゲーム、もっと楽に勝てたはず。

それと、吉井は見ることが出来ませんでしたが、2回だけおかしかったようですね。 初回、デイビーから4つのフォアボールをもらってるのに2点だけ、この辺で調子が狂ったのかも知れません。ダラダラ長いだけで点が入らない攻撃は、投手には拷問に近いですから。

それでもまだ攻撃は、9回裏に福浦タイムリーで追いついたまでは良かったんですけどね。

続く10回裏です。サトのヒットの後、自打球を当てたベニーも足を引きずりながらもセンターへはじき返しノーアウト1・2塁のチャンスを迎えます。ここで打順は、昨日ホームランを打ってやっぱりスタメンだったワトソンから代わった竹原でしたが、ボビーは大松を代打へ送ります。

ここでわざわざ代打に大松を送るんですから、ヒッティングでいい筈です。ボビーは、大松に何を期待して代打に出したのでしょう。でも、何を思ったのかベンチの指示は“バント”でした。私、この瞬間切れましたよ。わざわざ大松を代打で使って、バントさせたあと、誰がホームに迎えるんだ、と。しかも、バントのうまい打者ならまだ分かります。大松はバントさせるよりヒッティングさせたほうが、進塁させる確率は高いんじゃないかと思うほど、バントは下手です。それよりも、大松にバントさせて後の代打は誰を使うつもりだったのでしょう?

案の定、バントは失敗、続く田中雅への代打には特待生・塀内登場しますが、大久保とは格の違いを見せ付けられファーストファールフライに倒れます。根元も打てる雰囲気まるでなしで三振に倒れます。

結果論で、大松がヒッティングしても打てなかったかも知れません。でも、ベンチに残っているメンバーを考慮すれば、「大松勝負」がもっとも得点確率は高いはずです。それよりも何よりも、自打球を当てて足を引きずってファーストに行ったベニーに代走も何も送らずに居たことも、私の怒りの理由の一つです。要は、グランドの選手に対するリスペクトを感じない起用なんですよ。

それに今日もまたまた荻野登場でしたしね。いくら若くても酷使し過ぎです。この調子で登板過多になると、来季は肩壊しますよ。 2005年はこんなじゃなかったはずなんですけどね。少なくとも選手の能力と個性を生かそうと起用を工夫していたはず。それが知らぬ間に、監督自身の自己満足起用へと変遷してしまっているように思えてなりません。

吉井のおじさんは、2回に大崩れしましたけど、何とか先発で行けそうですね。次は同じ失敗をしないでしょう。それと今日、おじさんと共に登録された神田がナイスピッチでした。中継が藤田・川崎の離脱で一気に手薄になりましたが、神田の目処が立てば、荻野への負担が少しは減るんではないでしょうか。


今日の勝利で、ドサクサ紛れにまた首位に立っちゃいました。今年はこの辺は運が良いですね。ファイターズの調子も交流戦の時の勢いは無いですから、せめて一つは取って欲しいものです。