幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

異様。

参議院議員選挙期間中ということで、選挙結果予測の報道が、ちょっと行き過ぎているように感じるのは、私だけでしょうか?それも報道の基本である公平を欠いた過剰なまでの安倍政権批判には、本当に辟易しています。毎日、とにかく安倍政権を叩け、という悪意を持っているとしか思えないような内容です。

よほどマスコミには安倍嫌いの方が多いようで(笑)安倍政権のスローガンである「美しい国」は、すなわち日本国民の民族性回帰とも言えるような内容ですから、日々中国や南北朝鮮の宣伝に努め日本国民を骨抜きにしようと躍起になっている大多数のマスコミ連中からすれば、安倍首相は降って涌いた災難であり、邪魔な存在でしかないでしょうからね。


安倍政権では、故・松岡前農相の「ナントカ還元水」発言への集中砲火に始まって、続いて農相に就任した赤城氏の事務所費用問題、久間前防衛庁長官の「しかたがない」発言・・・与党側に批判される問題に事欠かないことが一番の理由のように思いますが、果たしてそうでしょうか?閣僚の発言問題は、それぞれに言葉足らずの部分もあり、公の前では不適当な発言もあったことは認めます。ただそれに乗じて単に批判するだけでも、日本の政治は一向によくなるはずはありません。

一番のいい例が、今、野党側が今回の参院選での一番の武器と考えている年金問題です。一生懸命野党は自民党政権の失点として、選挙戦でも批判を繰り広げていますが、あれは本当に政権側だけの問題でしょうか?

年金の事務を実際に担当していたのは政治家ではなく、公務員です。自民党が提案した社会保険庁の改革案も、年金問題で紛糾しているドサクサ紛れに流れてしまいましたが、この背後には労組との関係が切れない民主党の意思が強く働いていることは間違いありません。

何しろ、年金記録の紛失問題の元を糺せば、社会保険庁など公務員の労働組合が、事務の合理化・IT化を嫌ったことに根源があります。とにかく、担当者・人手を減らさないよう、無駄な仕事を増やして言った結果、登録がずさんになり誰も管理しない状態へ陥ってしまったのです。

 社保庁の年金紛失「親方日の丸体質が原因」 ≪検証委が中間報告「労組の行動も助長」≫

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/dompolicy/64206/

そこで、民主党の方に聞きたいことがあります。お宅の最大の支持基盤は何ですか?他ならぬ労働組合じゃあないんですか?自民党社会保険庁の改革案を潰したのも、表面上は年金問題に乗じた政権批判に見えますが、その実は自らの支持基盤に媚を売っただけでしょう?日本と言う国家で、もっとも合理化・改革をしなければならない労働組合がらみの組織にメスを入れられたくないばかりに。

労働者の権利の保護は大切ですが、無駄なお金を使って、しかもそれが公の税金なのですから、そんなもの「労働者の保護」に話題を挿げ替えて守らないで欲しいですね。しかも今回は抜けしゃあしゃあと年金問題自民党の失敗のように見せかけながら。

民主党の支持基盤が労組である限り、民主党には日本の改革は出来ません。はっきり言って労組なんて、“団塊の世代の巣窟”ですから、そんな無駄の塊を支持する気持ちは、私にはさらさらありません。

それに、民主党の半分は元々自民党です。結局二つの政党となって派閥争いしてるだけ、それにちょっと労組が絡んでるっていう状況に過ぎない構図です。

参院選後の政界再編視野 清和会VS経世会 浮かび上がる怨念の構図

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070719-00000084-san-pol

 

今回の選挙、ほとほと困りましたね。投票する先がありません。いっそ、ネットで話題のこの政党(正確には政党の要件を満たしてはいませんが・・・)にでも一票投じて見ましょうか?そのほうがよっぽど価値がありそうです。

http://www.shimpu.jp/?hombu4 <維新政党・新風>