幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

暗転。

楽しいはずの休日が、とんでもないことになってしまいました。

車列に大型バス、母子死亡=渋滞の東名高速、37人重軽傷-愛知

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070812-00000055-jij-soci

報道で得られる情報から判断すると、観光バスが渋滞最後尾の中田さんのクルマに、ノーブレーキで突っ込んでしまったようです。ドライバーの望月孝男容疑者は「渋滞情報の電光掲示板に気を取られて気づくのが遅れた」と証言しているようですが、果たして本当でしょうか?

渋滞の中でこの事故に気づいた方の証言によると、バスはかなりのスピード(70~80キロぐらい出ていたのではないか・・・とインタビューに答えている方がいらっしゃいましたね)で突っ込んで来たようです。単に電光掲示板に気を取られたのであれば、そのようなスピードで突っ込むでしょうか?この先が渋滞であることは、高速道路であれば再三表示がされますし、それを理解していたからこそ電光掲示板を見ていたのでしょう。それなのに、ブレーキの準備もせずにいきなり渋滞の最後尾に突っ込むとは、ちょっとにわかに信じがたい部分があります。

ちょっと前にスキーバスのツアーで、ドライバーが居眠りをして添乗員が亡くなるという事故がありましたが、それを一瞬思い出しました。今回も、ツアーバスの過酷な勤務実態が背景にあったのではないか、と思ったんですね。このドライバーも、居眠りしていたんではないかと。

楽しいはずの休日のレジャーからいきなり奈落の底に突き落とされた、奥様とお子様を突然亡くされた中田さんのお気持ちを思うと、何ともいたたまれません。失われた命が帰ってくることはあり得ませんが、事故の真相は、しっかり究明して欲しいと思います。

亡くなられた奥様と、お子様のご冥福をお祈り申し上げます。