幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

基本。

H 4 - 1 M ◇福岡ヤフードーム◇観衆35,328人 マリーンズ6勝9敗2引き分け

M:●清水(4勝9敗)-川崎-荻野
H:○大隣(2勝2敗)-水田-藤岡-S馬原(32セーブ)
本塁打】松田2号(ソ)

http://www.nikkansports.com/baseball/professional/score/2007/pl2007082506.html(ニッカンスコア)

「野球の素人」「野球を知らない」、まーきん。です。(笑)

(詳しくはこちらのエントリーのコメントをどうぞ)

makuhari-windy.hatenablog.com

どうも高校野球に興味が行ってしまい、マリーンズのゲームを見てもエントリーを起こす気になれませんでした。

今日のナオは、今シーズンでは粘り強く投げられた方だと思います。それでも今日は、王監督の「5番・ブキャナン」と言う起用に助けられた部分が一番大きいかも知れません。あれほどマリーンズ戦で打ちまくるブキャナンが、1回・3回の大ピンチで2回とも三振に倒れてくれたのが、今日のナオが粘れた一番の理由かも知れません。

ナオはなんだかんだ言っても自責点2で7回1/3を投げ切ってますから・・・。3回のノーアウト満塁も、西岡のエラーから招いたピンチですし、押し出しとなった田上への1球も、まるで広陵佐賀北戦の“あの1球”を思い起こすような微妙なボールでしたからね。確かにボールと言われればボールなんでしょうが、広陵の野村君が投げたボールよりは高かったですよ(笑)。

それよりこの西岡のエラーですが、今江とぶつかりそうになるのが気になったのでしょうか、捕球前に完全にボールから目を切ってしまっています。西岡はどうも今季、こういったプレーが目立ちます。捕球動作に入ったら、グラブにボールが入るまではボールから目を離すな、と言うのは、基本中の基本です。これが出来ていないから、今季のマリーンズのエラーが多いんですよ。

同じことは8回裏の早川にも言えます。セカンドランナーをホームで刺すことに注意が行ってしまい、肝心のボールから、やはり目を切っています。アマチュアじゃないですから、外野手が完全にグラブにボールが入るまで見届けろとまでは言いませんが、それでもホーム方向を見るタイミングが早過ぎます。セカンドランナーを気にしながらボールを捕球しようとしていた早川を見ていて、「こりゃあ、またしでかすぞ」と思われた方も結構いらっしゃるのではないでしょうか?

案の定、ボールは無情にもバックスクリーン方向へ転々と転がり、セカンドランナーはおろか、ファーストランナーまでホームへ迎えてしまいます。

ここは、早川のラフなプレーも問題ですけど、サトのリードもちょっと?です。

左打席の川崎に対して、外にストレート2球続けています。川崎は左投手に対しては体を開き気味にスイングするので最初の1球がファールとなりカウントが稼げましたから、単純に“もう一丁”って思っちゃったんでしょうね。でも、ファールされたコースと球種を、川崎ほど当てるのが上手い打者に続けちゃダメですよ。同じアウトコースならチェンジアップを投じるか、あるいはストレートならインコースへ1球見せるほうが、良いように思いますね。肝心な所で配球の手間を省いちゃう傾向は、去年よりだいぶ少なくなっているんですけど、最近また目立って来ているのが気になります。

http://baseball.yahoo.co.jp/npb/live?id=2007082506&key=08_2_05

今日の敗因は、8回の早川の“しでかし”が大きいようにも見えますが、私はむしろ西岡・早川の出塁を抑えられちゃったことのほうが、大きいように思います。8回の1点も、この二人がチャンスメイクしたからこその得点ですし、ここを押さえ込まれると、今のマリーンズはやっぱり得点力がガタ落ちだということを、再確認させられたゲームでした。

ともあれ、2連戦ですから明日負けなければ良し、としましょう。宏之、お願いします!