幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

負けに不思議の負けは無し。

M 3 - 4 F ◇千葉マリン◇観衆14,216人 マリーンズ9勝9敗2分け

F:武田勝-○押本(2勝1敗)-Sマイケル(31セーブ)
M:小林宏-●小林雅(2勝6敗)
本塁打】里崎11号(ロ),セギノール21号(日)

http://www.nikkansports.com/baseball/professional/score/2007/pl2007091106.html

(ニッカンスコア)

いつのまにやら、ファイターズとマリーンズの間には、随分と差がついてしまいましたね。

今日は早めに上がれましたので、帰りの電車内でワンセグチバテレビ、そして中断の影響で帰宅してもまだゲームをやっていたのでそこからはYahoo!動画で見ておりました。

雨天での中断中のことです。

ファイターズの選手は、それぞれコーチから熱心に指導を受けたり、守備位置か何かの確認を選手同士でやっていたり、とても緊張感のあるベンチでした。

マリーンズは、というと談笑している人は居ますけどコーチ陣は例によって“ボビーガード”状態、一時高橋コーチが一塁の審判に何度もジャッジの確認に行った程度で選手と何か話している姿は画面には出てきません。あの長い中断の時間を、何で無駄に過ごすんですかね?次の打順の選手を捕まえて技術指導するコーチとか、前に凡退したりミスをした選手を指導する先輩の選手の姿は、ないんですよ。

実は私、昨日もマリンで途中からベンチの見える3塁側へ移動して見ていたんです。チームの状態が、ベンチを見ていると良く分かりますから。昨日もやっぱり、そういう姿はベンチでは、私の見る限りは見られませんでした。

今日のゲーム、私が見ることの出来た中断は2回目の時でしたが、このときに「このゲーム、このままコールドにでもならないと、勝ち目ないな」と思いました、はっきり言って。こんな風に中断時間を緊張なく過ごしていたら、負けますって。だから、セギノールに逆転スリーラン打たれても、「やっぱりね、神様見てるよ」としか思いませんでした。

勝利って、勝った時は転がり込んでくるようなものですが、負けるときはやっぱり負ける要素があるんです。チームとしての一体感・・・ですね。これがファイターズに完全に負けています。ヒルマン監督が今季限りの辞任を表明しても、スター選手の新庄・小笠原が抜けても、チームとしての一体感は変わりませんでした。ですから交流戦前に失速していたのにキチンと盛り返して現在の地位に居ると言えるでしょう。

なんだか、クライマックスシリーズ云々を語るのが、おこがましいです。数値的には3位以上はほぼ確定でしょうが、それ以上は現状だと、難しいでしょうね。それを強烈に感じたゲームでした。