ゲンダイネットの記事なので、信憑性があるかどうか、ちょっと疑問ですけど・・・。
ピッチャーを嫌がる子供が急増 (ゲンダイネット)
私の子供の頃は、“ピッチャーやりたがる”奴ばかり多くて困ったものなんですけど・・・。
私が小学生の頃は、草野球でも「ピッチャー志望」が多くて、調整するのにホントに困ったものです。反対に私は、そういうピッチャー志望者を順番に投げさせてみたり、と交通整理するのが「担当」でした。何をやっても大体みんなのやりたがらないことばかり回ってくる役回りだったので、草野球ではキャッチャー、石川県では学校でスタンダードなスポーツだったハンドボールでもゴールキーパーというのが私の“定位置”でした。
ピッチャーは、みんなの注目を浴びます。投げている時は全員がピッチャーを見ますから。打たれても抑えても、結果は自分の力ですぐに決まってしまいます。注目を浴びるだけでなく、自分の力量がすぐに分かることも、“ピッチャーやりたがり”の動機に繋がっていたように思います。自分がゲームに参加したという、実感が大きいからでしょう。
でも現代は、親も子供もリスクを犯すことを恐れるんですね。
ゲンダイネットの記事の信憑性は別として、それは何だか妙に合点が行きましたよ。責任を押し付けられたくないから、責任ある仕事をしたくない・・・なんて。ピッチャーに限らず、普通にサラリーマンやっていても、こういう考え方でチャレンジしない奴ばかりになってしまうと、日本は本当に中国の属国になってしまうんじゃないかと、不安になってしまいます。
それでも私はまだまだ、“未来のダルビッシュ”が出て来ると、信じたいのですが。