（公式ページより）
あんまり負けゲームのエントリーばかりしてるのもどうかとは思っていたのですが、ちゃんとゲームを観られるときに限って、ロッテなのですよ（笑）
今日はルーキー唐川の快投乱舞に打線爆発と、まったくもってロッテらしからぬ展開（大笑）今日のチケットを持って居られた方は、天候を心配しながらマリンへ足を運ばれたと思いますが、ゲーム前に天候で気を揉んだ分、マリンではスカッと出来たのではないでしょうか？
ライオンズの先発の西口は、出来そのものは普通だったと思いました。でも、西岡にセーフティーを決められ、早川にぶつけてたまたま調子の上がっている将が３番に入っていたことが、今日の勝因のような気がします。将は今シーズン始まってから暫くは、インサイドワークが悪いしバッティングは良くないしで散々批判を受けていましたけど、リードが慣れてきてビビりっぷりが影を潜めてからは、バッティングも思い切りの良さが光りますね。
続くはようやく出ました“マクハリファイアー”。先日マリンでＧＤＧＤなゲームを観戦していた時に、後ろの子供の悲鳴が同じだったような気がしますけど、あの試合の時もズレータは調子は上向いていたので、そろそろ出るなとは思っていました。
大量５点のリードをもらった唐川ですが、今日のピッチングは３点もあれば充分、といった出来でした。マウンドでの落ち着きはベテランのそれですよ、まったく。ヒットも３本しか打たれていませんが、今季ここまでホームランがリーグ一多く破壊力抜群のライオンズ打線を、まったく問題なく、抑え込んで行きます。
ピッチングの基本、というか打者のタイミングを外すことにかけては、唐川はもう一流ですね。１球１球投げる度に、バッターのタイミングを無意識のうちでしょう、とても自然に外してしまいます。
何よりも相手バッターが嫌なのは、ストレートとカーブのフォームに、目立った変化がない事でしょうね。腕の振りまで同じ速さで、カーブが来たりストレートが来たりするのですから、これをコンスタントにバットに捕らえられるバッターなんて、イチローくらいしか居ないんじゃないですか？
この試合、完投はしましたが失点したことが悔しかったようで、ヒーローインタビューでも「点を取られて悔しかった。次はもっと良いピッチングをしたい」って言うんですから、次はどんだけ良いピッチングしてくれるのでしょうか。点を取られた栗山のタイムリーだって、球威が勝ってバットを折っているんですよ！まあ、この６回だけは若干単調だったかも知れませんけど、失点後も何事も無かったかのように後続を抑えるあたり、本当に恐ろしいルーキーです。味方で良かった。
しかし、ヒーローインタビューで見せた初々しさは、やっぱり１８歳ですね。表情も、マウンド捌きとは打って変わって童顔を更に幼く見せる笑顔ですし、この表情とマウンド捌きのギャップも、唐川の魅力になって行くでしょうね。
何よりも驚いたのは、「ローテーションを守ってしっかり勝ちたい」と言い放ったところでしょうか。もうローテーションピッチャーの自覚ですよ。確かに、この２試合のピッチングを見る限り、今のマリーンズの先発陣では、一番安定しているでしょう。
明日の宏之の出来が気になります。足は攣っても良いから、去年までのピッチングを取り戻して欲しいと思います。
