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幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

夢からはじまる。

スポーツ
たまたま、“報道ステーション”をテレビで見ていましたら、元高校サッカーの名選手が、車椅子の監督になったと、紹介されていました。

その人は、羽中田昌さん。

山梨県韮崎高校で選手権準優勝の経歴を持ちますが、卒業後に交通事故で脊髄を損傷、胸から下の感覚が麻痺してしまいます。
高校在学中にも、ウィルス性の腎炎で長期入院を余儀なくされ、最後の選手権も15分、20分と時間制限を受けての出場・・・一瞬の出場で、優勝したチームよりも大きな声援を受ける・・・そんな華のある選手が、羽中田さんでした。

それでも、運命は過酷です。
高校卒業後の夏、スクーター運転中に前輪のパンクでガードレールにたたき付けられ、脊髄損傷の大怪我をしてしまいます。Jリーグの無い時代に欧州リーグでのプレーを夢見た羽中田さんの選手生命は、断たれました。

しかし、羽中田さんはそんな逆境の中でも、今の自分の環境の中で、出来る限りの「夢」を育てて追う姿勢を、捨てませんでした。選手がダメなら監督がある・・・ハンデの中、山梨県庁で職員として就職していた羽中田さんですが、1993年のJリーグ開幕で、押し殺していたサッカーへの情熱が沸き上がり、スペインへのサッカー修行を決意します。奥様の大きなバックアップも受けながら・・・。

羽中田さんは、車椅子に乗っていてすぐに動けないことも、自ら選手に手本を見せられないことも、ミスした選手に直ぐ近寄って“指導”出来ないことも、すべて自分にとって「プラス」である、と常に前向きに考えます。

もちろん、動けない分情報を収集し選手にイメージで伝える努力も怠りません。それと同時に、選手全員を惹き付ける人間性・・・「ミスした時こそ、笑え」それは、失意の底を知るからこそ、説得力のある言葉ではないでしょうか。

翻って、自分はどうでしょう?障害にふてくされ、努力を怠っていなかったか・・・羽中田さんの努力のほんの入り口を知っただけで、私はとても恥ずかしい気持ちになりました。

羽中田昌さんは、こんな方です。(ウィキペディアより)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%BD%E4%B8%AD%E7%94%B0%E6%98%8C

ニコニコ動画で、羽中田さんの地元、山梨県での番組がアップされていました。分割されているので、全編で45分ぐらい時間がかかります。お時間のあるときにご覧下さい。ニコニコ動画の試聴はメールアドレスの登録が必要です。







私が強く感じたのは、この奥さんのまゆみさんとの出会いの素晴らしさです。
卒業後に交際を始めたお二人、事故後別れを切り出した羽中田さんも立派ですが、それでも「来ちゃった」と支えるまゆみさんも、素晴らしいです。

お二人の夢が叶いますように。私には何の力もありませんが、カマタマーレ讃岐のJリーグ入りを、応援したいと思います。