kilinさんのところで見つけたこのニュース、スルーするつもりでしたが、
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200812250200.html
このページを見て気が変わりました。
レタスカード ホームページ
http://www.lettucecard.co.jp/index.html
京都の消費者金融中堅、レタスカードが12月26日付けで大阪地方裁判所により破産手続開始決定がなされました(事件番号:大阪地方裁判所平成20年(フ)第9900号。
レタスカードは、私が勤めていたパブリックとほぼ同じくらいの融資残高、そして自前で開発した簡易型無人契約機への興味もあって、何回か取引していたシステム会社を通じてコンタクトさせていただいたことがありました。
借りたものを返した後、「ルールの変更」があったからと言って返還請求が認められるなんて理不尽が続くと、真面目に業務に取り組んでいてもこんな目に遭ってしまうのですね。
レタスカードさんは、とても真剣に、地道に経営をなさっていました。くだらないお役人の安直な発想で、消費者金融という健全な産業が成長しつつあったのに、完全に息の根を止められてしまいました。
金利の規制なんて、要りません。法律の網を掛ける必要があるのは、貸金業を営むものに登録制を厳密に実施することと、取立ての規制をルールどおり実施することだけで良かったはずです。
“法の盲点”を(しかもそれは不文律で認められていた実効法であるにも係わらず)突いて道理を無視した過払い返還が、真面目な業者を潰した挙句に、偽善者の懐を潤しています。
21億も収入あったら、10億ぐらい寄付したって罰はあたらんぞ。
こいつはもっとすごい
http://www.homelawyers.info/guidance/introduction/
2001年に事務所開設した当初は、よく債務整理で衝突しましたね。この弁護士と。
大概、私の主張は呑ませましたよ。だって、こっちが正しい(笑)
債務整理しか仕事が無かった弁護士事務所が、今ではテレビCMまで流せるほどの、「利益」を上げているんですね。
弁護士会がムキになって貸金業者を金利規制と過払い返還で責めたのも、頷けます。
まあ、こいつらには“回収リスク”は無いですから。全額ぼろ儲け。濡れ手で粟。
いつまでもこんな世の中が続くようでは、日本は終わりです。
消費者金融
金利問題