幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

これが私の生きる道。

視聴率の低落に歯止めがかからず、“TV離れ”が言われている昨今ですが、こういう面での影響力はあるのですね。

紳助が大絶賛したエクレア コンビニで売り切れ続出 J-Castニュース
http://www.j-cast.com/2009/02/04035373.html

私もこの「行列のできる法律相談所」は時折見る番組ではあります。この番組の中の、一瞬のトークの中でもちゃんと敏感に反応する人は、居るんですね。下がった下がったと言われているテレビの視聴率ですけれど、こういう“地に足の着いた”感覚のある情報に対する反応が、今後のテレビ局の生きる道を、示唆している様に思えてなりません。

2008年度はテレビの視聴率が低落し、なんでも2008年上半期の視聴率1位テレビ局は、NHKだったそうで・・・。みんな受信料払ってますか?


現在顕著になっている地上派民放の視聴率低下は、皆さんも納得出来ますよね?視聴者は、普段忙しいのもありますけど、それよりも何よりも、テレビ放送そのものに、わざわざテレビの前で“見たい”と思えるほど良質の番組が、本当に少なくなりました。

テレビ局側が、制作費を安く上げられることを念頭において、お手軽な番組を作りすぎたのでしょう。年末年始や番組の改編期の特番になると特に顕著に、どのチャンネルを選んでもお手軽なタレントのつまらないトークと下品なギャグで埋もれてしまいます。
私が最近テレビをつけると思うのが、「これを真剣に見る人は、いったい何人居るのだろう?」っていう気持ちです。そう思うことが本当に多くなりました。

この、くだらない、つまらない番組作りの先には、作り手側の都合しか存在しないのでしょう。見る人が見たいものを作り提供する、或いは、こういうものはどうだとばかりに、自信を持って作っている「気概のある」番組がなくなってしまったことが、最近のテレビ局の凋落の根本原因ではないかと思います。

それでも、このニュースのようにちゃんとした情報が届けられるものにおいては、視聴者もきちんと受け取っているんだな・・・などと感じた次第です。テレビを見る側だって、生身の人間です。忙しい時間の中でテレビに求めるもの、それをきちんと正面から向き合って考え、番組制作へ反映してゆけば、まだまだ“生きる道”はあると思うのです。

私が最近見ているテレビと言えば、ニュースかドキュメンタリーか、もしくはスポーツ中継です。これは私に限った事ではなくて、サラリーマンとして生活する人間の、普通の感覚ではないかと思うのです。長時間労働で磨り減った身に、お手軽な時間つぶし番組を見る余裕はないですから。
視聴者は、お手軽なタレントのトークや、製作者側の自己満足の優越感に浸ったような「業界受け」のネタには関心などないのです。貴重な時間を割いてまで見たいと思うのは、本物の緊張感や臨場感、そして送り手のバイアスのかからない「ピュア」な情報ではないかと、思うのです。

エクレアひとつで、話がずいぶん飛躍しましたね(笑)


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