幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

やけくそ。

ソースがソースだけに、信憑性は(?)ですけれど、ことこの件に関しては、意外と“正論”かも知れませんね。

ロッテ 今年は怖いぞ!バレンタイン監督の“やけくそ采配” 日刊ゲンダイ
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/sports/backnumber/n_marines__20090302_1/story/02gendainet04032240/

以下、本文引用します。
たとえ優勝しても今季限りの「クビ」が決まっているボビーのラストイヤーは早くも臨戦態勢だ。

この日(26日)、沖縄・名護で行われた日本ハムとの練習試合。オープン戦前の実戦は、新戦力や若手の見極めが目的であるケースが多い。1カ月間に及んだキャンプの成果を試す時期でもある。主力は温存、スタメンには若手や新戦力の名前が並ぶものだが、ロッテは違った。

この日の先発オーダーは1番から西岡、早川、井口、里崎、サブロー、福浦、竹原、大松、ランビン。前日のヤクルト戦に続いてほぼベストメンバーが並んだ上、投げても開幕投手が決まっている清水から、高木、小宮山、シコースキー、川崎、荻野と、ペナントさながらの継投で勝利を収めた。

試合後のバレンタイン監督は、「清水はいい形がつくれている。西岡はホームランの打席だけでなく、他の打席もよかった。練習試合2試合で見えてきたのは、どの選手も調子がいいということ」とご機嫌だ。

ロッテはこのメンバーに今江(昨シーズン、打率.309、12本塁打)、橋本(同、打率.311、11本塁打)も加わる。昨シーズンは故障者が続出して4位に沈んだが、それでもCSに進出した3位の日ハムとはわずかに0.5差。貯金3と勝ち越した。もともと地力のあるチームなのだ。楽天の野村監督もキャンプ中、「今年怖いのはロッテ。井口も入ったし、大松もいる。監督はヘボだけど」と語っていた。

バレンタイン監督が「ヘボ」かどうかはともかく、結果を出せばシーズン後の再就職に有利なのは自明のこと。どの道今季限りなのだから、来年以降、チームがどうなろうと関係ない。新戦力や若手の見極めに時間を割くより、確実に計算できるレギュラーを実戦で底上げした方がはるかに効率的だ。選手を多少無理遣いしてでも、開幕からアクセル全開でエンジンを吹かすのは目に見えている。今年はロッテが台風の目になる。

以上、引用終了。

今年はWBCへの人材供出も少なく、調整の乱れも無いでしょうから、主力をWBCへ出場させるチームよりは有利なことは間違いないですね。それと、ボビー自身も「次の就職」を少しでも有利にする為に、それこそ必死で状態の良い選手を使うでしょうから、ツボに嵌ればこれ以上ないほどのスタートダッシュが切れるかも知れないと、私も思います。

基本的には調子の上がって来た選手を連続して使うことになるでしょうから、スタミナと運と、故障が無ければそこそこの成績が今年は残せそうな気がします。ただ、チームの成長という点を考慮すると、若手の有力選手は出ていませんしドラフトの上位選手でも、モノになったのはその人の才能だけっていう状況ですから、例え今年が優勝争いしたとしても、あまり手放しでは喜べませんね。

反対にボビーのもっとも生きる部分である、調子の上がっている選手を感じ取るところは、今年がラストイヤーであることで、選手の将来を考慮しないような采配へ繋がる懸念もあります。更に結果を焦るあまり、肝心の“見極め”のカンを狂わせることが無ければ良いのですが。

ロッテ球団も、長期的に選手を育成しスターを生み出し、球団利益に繋がることを考えてボビーを“不要”と本当に考えるなら、1年分の年俸ぐらい捨てても良いですから、ちゃんと次の体制を見据えた布陣で今年のシーズンを迎えることが必要だったと思うんですが・・・。

ボビーの監督としての功罪はさておき、私は彼の守銭奴的な行動に辟易していましたので、クビそのものには賛成ですが、自らクビを申し渡したボビーに今年の采配を委ねるという半端な事を平気でやるロッテ球団にも、それと同じぐらい腹が立っています。喧嘩両成敗ですけど、一番煽りを食いそうなのが、今年もマリンへ足を運ぶファンだと言うことが、切ないですね。

それでも、スタジアムでひたむきに懸命に打ち込む選手の姿が見られれば、ファンとしては心からその選手の未来を、応援したいと思うんですよね。

今年も懸命に挑むマリーンズ選手と、スタジアムへ足を運ぶファンに、幸あれ。




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