幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

春よ、来い

何も、春を間近に感じるこの季節だから・・・という訳ではないですが、この曲を無性に聴きたくなってしまいました。

You Tube ~春よ、来い 松任谷由実


もう、何も付け加える必要の無いほど、美しい曲です。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、この曲はNHKの朝の連続テレビ小説の主題歌として、1994年に発表されています。

ウィキペディア ~ 春よ、来い
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%A5%E3%82%88%E3%80%81%E6%9D%A5%E3%81%84_(%E6%9C%9D%E3%83%89%E3%83%A9)

私にとって、この曲を印象付けているのは、ただ単に美しいメロディと叙情的なアレンジがなされているからだけではなく、ちょうど息子がこの世に生を受けた・・・そのことが私の記憶の奥底に、この曲を刻み込んでいるのではないかと、思うのです。

イントロのピアノが流れてくるだけで、私の記憶の全てが、息子の生まれた1994年に戻ってしまいます。美しい、力を持った曲というものは、聴く人の心の琴線に触れて、大切な思い出や楽しかった出来事をフラッシュバックさせてくれるものなのですね。

この曲の編曲は松任谷由実さんのご主人、正隆さんが担当されています。クルマ好きの方ならご存知でしょうが、“カーグラフィックTV”のコメンテーターをずっと担当されているほどエンスージアストな方です。
まったく関係ない話ですが、私は友人によく松任谷正隆さんに似ている似ていると言われていましたので、なんだかついつい意識してしまうのですよね(笑)
松任谷正隆さんもフランス車好きで、私と同じルノー・セニックにも乗って居られたこともあるそうです。(私がセニックを買った一つの理由だったりしますけど・・・)
だからという訳ではないですが、この曲の編曲は、本当に美しいと心から思います。

このYou Tubeのコメントにも寄せられていますが、大切な思い出を蘇らせるのは私だけでは無いようです。日本人の日本人である理由・・・出過ぎず、思いを寄せ、ひたすらに祈る・・・春先にほんのりと漂ってくる沈丁花の花の香りと共に、日本の春の景色が深層心理の中で呼び起こされ、そこから暖かい大切な思い出へと、イメージが連鎖して行くのでしょう。

私のように、幼少の頃を雪国で過ごした人間には、春を思う気持ちの強さは、本当に良く分かります。それだけにこの曲がより一層深く、私の心に刻み込まれているのではないかと、思うのです。

もうすぐ、春が来ますね。
新しい春は、何を運んでくれるのでしょう・・・。
日本人なら桜に明日を、祈ることにしましょうか・・・。、


ザ・ダンシング・サン/松任谷由実

ザ・ダンシング・サン/松任谷由実