幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

いい加減にしてくれ。

とうとう、こんな“ネタ”まで、日経新聞に書かれてしまいました。


ファンの騒動続けば…、ロッテ「本拠地移転も」、球団首脳、幹部会で発言。


2009/ 04/ 25日本経済新聞 朝刊

 ファンとの対立や人材流出が続くロッテ球団の最高首脳が今月七日の幹部会で、球団を批判するファンの騒ぎが続いた場合、千葉からの本拠地移転を検討する趣旨の発言をし、公式の議事録に掲載されていることが二十四日、明らかになった。
 当日の議事録と関係者の証言によると、今月四日に千葉マリンスタジアムを訪れた重光昭夫オーナー代行にファンが球団運営を批判したことに関連し、最高首脳はバレンタイン監督がファン側に情報を流したと「想定できる」と発言。
 そのうえで「オーナーサイドからはロッテのイメージが悪くなるならフランチャイズをかえたらどうかとの話もある」と本拠地移転に言及。さらに「フランチャイズをかえようか」とし、千葉のファンを非難するような言葉を続けた。
 また、「バレンタイン監督をどこで帰すか考える」とも述べ、任期途中での解任の検討をにおわせた。七日は開幕3連戦で昨季の王者・西武に勝ち越した直後。シーズン開始早々、成績不振とは別の理由での解任を示唆するのは異例だ。
 ロッテは一九九二年に川崎球場から千葉マリンスタジアムに移転。地域密着を掲げて、昨季の観客数はリーグ3位の約160万人に達し、関東圏では巨人に次いで2番目に多かった。
 この最高首脳は日本経済新聞の取材に対し「そのような話はまったくしておりません。千葉の球団として、ますます千葉という地域と密着して、千葉の人々と球団をつくり上げていくつもりでいます」とコメント。重光オーナー代行にも取材を申し込んだが、二十四日までに回答はなかった。

もう、ソースの正確性云々は良いです。こんなネタを記事にされること自体、本当に悲しむべき事です。
ようやく、マリンスタジアムの観客動員も上向いてきて、さあこれから、という時に、今までの営業責任者の首を挿げ替え、更にはそれを批判したライトスタンドのファンに対しても、冒涜するなどとはプロ野球興行の何たるかを知らなさ過ぎます。

今年は本当に、野球に集中出来る環境ではありません。
ライトスタンドも殺伐としています。
誰が元凶だなんて、もうどうでも良いことです。

日常生活から、ちょっと離れた別の空間を楽しみに行くのに、マリンスタジアムはとてもいい環境です。
その環境を楽しむことが出来る方が増えたことを、内心喜んでいたのですが・・・。

プロ野球は、誰の為のものですか?
お金持ちの、オーナーのものなのですか?
ファンは、楽しんで、夢を見て、怒って、泣いて、喜んで、叫んで・・・そんなものをマリンスタジアムに求めては、いけないのですか?

ここまで来ると、私は千葉へプロ野球の球団を持って来てくれたロッテに感謝しておりましたけど、こんなゴタゴタで千葉を軽視するようなことを考えているようであれば、金輪際ロッテ製品の不買をします。

重光オーナーも、「カネは出す。あとは良きにはからえ」では無くて、もっとちゃんと企業の存在意義を考えて欲しいものです。

後は人事について。
情実人事は会社を滅ぼします。コネクションで入社させた人など重要なポストへは就かせるべきではありません。お茶汲みか倉庫番やらせるぐらいに留めないと、それこそ企業に死を招きます。

このまま2004年シーズンより悪い状況で、千葉ロッテマリーンズという球団が消滅するか存続するかの瀬戸際だと、考えております。
早くファンがグラウンドの選手のプレーに集中出来るように、進めたいものです。



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