幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

やるね、楽天。

別に今年のイーグルスが今首位に居るからではないですよ(笑)
(マリーンズTBからお越しの方、申し訳ございません)

私は、楽天の企業姿勢を見直しました。
長いものに媚びない、風に流されない企業の良心と企業の責任を考えている・・・私はそう感じました。
こういう取捨選択判断の出来る企業は、何をさせても上手く回転させてゆくでしょう。プロ野球もしかり、です。


楽天のインターネットポータル“Infoseek”で始まった「内憂外患~どうするニッポン」というニュースサービスですが、扱われるニュースはインターネットニュースポータルの「The Journal」とのタイアップ企画です。

「内憂外患~どうするニッポン」
http://news.www.infoseek.co.jp/special/j-is/

ニュースサイトを立ち上げるに当たって、楽天はメジャーの新聞社との提携を良しとせず、The Journalとの提携に踏み切った英断が見事です。

この提携は、楽天がインターネットの特性、利用者の傾向や動向を良く理解していればこそ・・・の判断であると思います。

The Journalの執筆者の顔ぶれは、いずれも自らの記名で記事を書くことの出来る真の“論客”揃いです。この論客の面々が個別にブログで記事を発信し、その記事に読者が同じ目線でコメント出来る双方向性が、このThe Journalの特性ですが、それを理解してサイトへ取り入れる楽天も大したものです。

インターネットポータルでは規模も歴史も一日の長があるYahoo!も、こういった「良識的」な取り込みには失敗し、単なる新聞のネット版程度のスタイルのみしか提供出来ていないことを考えますと、現存のメディアとインターネットとの違いを明確にし、その特徴を生かす「内憂外患」を立ち上げた楽天の企業姿勢に、私は共感を覚えます。

この内憂外患で今日は田中良紹さんが小沢代表の辞任に当たっての「舞台裏」を、その現場に居る方(或いは、過去を知る人として)ならではの切り口で書かれています。

元気はつらつ辞任会見 ~ 内憂外患・・・Infoseek
http://news.www.infoseek.co.jp/special/j-is/commons0905_010.html

この記事を読んで、まだ「小沢代表の辞任」が、西松建設問題での引責であると思われる方は、少し情報を整理されたほうが宜しいかと。

何とかこういった「新しい流れ」で、少なくとも良識持った方がちゃんと日本にも居るのだという実感を、少しでも多くの方が共有することで、日本にも本当の民主主義を根付かせることが出来る日が来ることを、切望して止みません。

P.S.このコラムの執筆者のお一人、山口一臣さんは週刊朝日の編集長という肩書きをお持ちですが、このコラムの影響でしょうか、週刊朝日が売り切れ続出だそうです。
やはり、良識ある方は良識あるメディアを、欲していたのですね。そしてこの双方向「The Journal」が無ければ山口さんがどういう考えで執筆し編集されているか普通の方は知ることが出来なかったはずです。

この流れは止めたくありませんね。



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