「成田エクスプレス」新型車両を公開 今秋から運行
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/090508/trd0905081832002-n1.htm
これに対抗する為なのかどうなのかは分かりませんが、２０日に京成電鉄の新型スカイライナーも、酒々井町の車両管理所で報道陣向けに公開されました。
「風」イメージの新型スカイライナー
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090520/biz0905202107018-n1.htm
成田エクスプレスが単に車両の更新であるのに対し、スカイライナーは新鉄道「成田新高速鉄道」の開業にあわせたルート変更で、日暮里～成田空港間を最短３６分で結びます。最高速は１６０キロ（京成上野～印旛日本医大間は１３０キロ）で、これは現在の新幹線を除く在来線最高速「はくたか」（北越急行）と並ぶ最高速度です。
地元電鉄への贔屓目ではないですが、デザインではスカイライナーの圧勝ですね（笑）従来車両の「面影」を引きずった成田エクスプレスには、デザイン上でもそうですけれど、速度や乗り心地の面でもこれと言った“売り”は見る限りなさそうです。それにプレス向けの発表でも、人の数が多そうなのは、スカイライナーのように見えるのは、やっぱり贔屓目でしょうか？
新型スカイライナー 特設サイト
http://www.new-skyliner.jp/
森田知事は、こんなこと言っていますけど、これ以上京成電鉄に、悲劇を背負わせないで下さい。成田闘争で京成電鉄が蒙った“被害”（開港しない空港への施設使用料を延々支払わされた）のおかげで、我々沿線住民は「首都圏最低の冷房化率」電車を毎日使う羽目になったのですから・・・。それに何も新しく「新幹線」引かなくたって、この成田高速鉄道で充分ではないですか？所要時間もこれ以上短縮するメリットは、無いでしょう。このぐらいの時間であれば、むしろ羽田よりもアクセスは良いかも知れません。羽田だってJR浜松町駅から東京モノレールへ乗り換えて２０分程度の時間が必要な訳ですから、それを考えると日暮里・上野から３０分台で結ぶ新・スカイライナーは、それはそれで充分な能力を持っていると思うのですけれど・・・。
成田高速鉄道の概要は、以下のサイトをご覧下さい。
成田高速鉄道 ホームページ
http://www.nra36.co.jp/index.cgi
新しいほうのスカイライナーにばかり、注目が集まってしまいますが、こちらも忘れないで下さい。
http://www.keisei.co.jp/keisei/tetudou/keisei_jp/html/skyliner.html
料金は１，９２０円（日暮里－成田空港）で所要時間は１時間弱ですから、２，９４０円（東京－成田空港）も払って時間の同じJRの成田エクスプレスを使う人の感覚が、私は良く分かりません。
地方から来るとJR同士で乗換えが楽なのはあるでしょうけど。それに、日暮里駅にはJRの罠とも言える“非関税障壁”で、大きなスーツケースを持っての乗り降りがしにくくなっているんですよね。
新・スカイライナーでは日暮里駅の改修も進んで、そういった乗り換えの不便も解消されるようですので、何とかこれが「主流」になって欲しいと、地元でAE０（ゼロ）系から３０年近くスカイライナーの勇士を眺めている人間としては、応援してしまうのです。
Chakuwiki ～ スカイライナーの噂
http://wiki.chakuriki.net/index.php/%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%BC
頑張れ、京成！
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