幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

見上げてごらん夜の星を。

今日は、お給料日後の週末、ということで息子と外食に出ました。
帰りのクルマの中で、いつものようにbay FMを聴いていましたが、ちょうど「LOVE TALKIN'」と言う番組で「昭和の歌」特集を組んで居たのです。

私は、「全ての歌の中で、一番好きな曲を選んで」と言われれば、間違いなくこの曲を選びます。
その「一番好きな曲」が、ラジオから流れてきたのです。

You Tube ~ 見上げてごらん夜の星を 坂本九


Wikipedia ~ 「見上げてごらん夜の星を
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A6%8B%E4%B8%8A%E3%81%92%E3%81%A6%E3%81%94%E3%82%89%E3%82%93%E5%A4%9C%E3%81%AE%E6%98%9F%E3%82%92

You Tubeの、日本以外の国々からも寄せられているコメントが、如何にこの曲、そして坂本九さんの歌声が心に響くかを物語っています。

私も、元々涙腺は弱いほうですが、この曲は一番まずいです。とてもWalkmanには入れられません。イントロ聴いただけで涙が止められなくなってしまいます。

シンプルな歌詞、飾らない編曲ですけれど、美しいメロディと曲の心をしっかりと理解した歌声があれば、言葉の意味が分からなくても、人間の心を動かすことが出来るのですね。
特に歌詞は、字面の意味だけはでなく、聴く人の人生のバックグラウンドを一瞬にして面前へ引き出し、言葉以外のあらゆる情景を目の前に溢れさせることが出来る、本当に心から美しいと思える素晴らしいものです。

人間の本当の幸せって、物質的に満たされることではなく、今がどんなに辛くても希望を持って生きることなのだ・・・そんなことを思い出させてくれる、大切な曲です。

それにしても、日本には美しい夜空が、本当に少なくなりました。