「iPod」のビデオカメラ ミニスカート盗撮に使われた理由～J-castニュース
http://www.j-cast.com/2009/09/25050291.html
私は、新しいiPodにカメラ機能が付いたのは知っていましたが、まさか光りもしないし音も出ないとは思いませんでした。
携帯電話のカメラは撮影時に、必ず「音」がしますよね？これは設定で消すことは出来ませんし、マナーモードでもシャッター音だけはするような設定を、ユーザーが変更出来なくなっております。
それは、小さいが故の悪用防止で業界の自主ルールがあるからです。ビデオ撮影が出来るものでも、撮影開始時と終了時には音が出るように設定されています。また、撮影中を示すLEDが点灯するようにもなっており、撮影中は外部から分かるようになっております。
Appleは、iPodは携帯電話ではないから、良いじゃないかですって？そんなことは無いでしょう。
使う人のマナーですか？それもそうは言えないでしょう。ここまで小さくでそこそこの性能の「ビデオカメラ」なのですから、一概に使う人のモラルに委ねるのも、メーカーとしては片手落ち、責任逃れの誹りを受けても止む得ないのではないですか？
例えば、刃物でも、殺傷力の高いナイフが秋葉原の無差別殺人に使われたことで販売禁止になったことは記憶に新しいことでしょう。
盗撮に使用可能なほど小型で高性能で、他のメーカーが自主規制で音を出しているのですから、Appleもそれに倣うのがルールと考えるのが、妥当ではないですか？カメラじゃない、ビデオだから音まで出なくても・・・とは言っても、ここまで小さいビデオカメラなら、音も無く撮影出来ればただのカメラより尚性質が悪いですよ。
まあ、単にiPod nanoのスピーカーから満足な音を出す機構が無いのでしなかった、或いは光る部品を組み込んでいなかった・・・という可能性は高いですけどね。それでもAppleはビデオカメラ機能を「売り」にしたかったのでしょう。メーカーとして良心があるなら、この機能の搭載は見送るか、ちゃんとした音の出るスピーカー機能を付加する改造を行ってから製品化するべきでした。最初からそれが出来る会社ならそもそも私も嫌いにはなりませんけど（笑）
Apple Japanは「お問い合わせいただいたことについては、本部に伝えるようにします。今の時点では、それ以上何とも申し上げられません」などと寝ぼけたことを回答したようですが、事が大きくならないうちに、発売禁止と回収を行ったほうが無難だと思いますが・・・。まあ、この会社はやらないでしょうね。
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