2009年11月10日追記:
You Tubeに“ミスター・ナーヴァス”、いただいたリクエストによりアップしました。
ミスター・ナーヴァス / 八田雅弘 ~ You Tube
You Tube ページリンク
http://www.youtube.com/watch?v=d6EBK5qJL90
八田雅弘さんの曲を、心の中に焼き付けていた方が、やっぱりいらっしゃるのですね。何かとても幸せな気持ちになれます。
またリクエストいただいたらアップしちゃおうかな?(笑)
実は、ひょんなことから八田さんの近況を知る方と、お知り合いになることが出来ました。しかし、その経緯についてはブログでの掲載の許可をいただいて居りませんので、エントリーは差し控えます。
私の想像の世界ではありますが、音楽業界の壁により、思うような活動が出来ず、相当歯がゆく辛い思いをなさったのではないでしょうか?
ただ残された作品は、それを聴く事で明日への力としている人がこの日本のどこかにいる・・・私も、その一人ですが・・・作品をこの世に残すと言うことは、素晴らしいことですよね。
========追記ここまで========
届きましたよ。
すぐにデジタル化しました。家で聴く時間は殆どないので、CD化したらメモリオーディオへコピーして、京葉線の車内で聴いています。
中古の割には盤質良かったですよ。しかし、発売1年後の1985年に探して買えなかったのに、2007年の今、中古ではありますが手に入るとは思いませんでした。
八田雅弘のアルバムで、2枚目と3枚目はCD発売されていますが、この“ミスター・ナーヴァス”はCD発売されていません。レコードを探すことが唯一の音源確保だったので、スクラッチも少ない良い音で手に入れられてラッキーです。
他の2枚でアレンジが良くないって言っちゃいましたけど、この“ミスター・ナーヴァス”は、バランスが取れていて良いですね。3枚中でなんだか一番メロディーとバックアレンジが馴染んでいます。
ただ、私がドラマーだから言うわけではないですが、ドラムがシンセ打ち込みの曲が2曲あって、これは八田雅弘が“ロッカー”をイメージしているんだったら、避けて欲しかったですね。やっぱり、ドラムはただリズムを刻む訳ではないですから。テンポを微妙に曲の中で変えて、ドラムも“唄わせ”ないと、曲にこもった感情をアピールすることは出来ないと思うんですけど。
この頃の男性ソロミュージシャンは、JACKSON BROWNEに影響を受けている人は多いですけど、八田雅弘も御多分に漏れず、かなり色濃く出ています。今まで2枚目、3枚目しか聴いた事が無かったのでそれほど感じませんでしたが、この“ミスター・ナーバス”では、はっきりとイメージ出来ました。
プロデューサーとか、アルバム作成に携わる方の殆どが、JACKSON BROWNEに影響を受けているっていうのも、あるんでしょう。八田の手にならない歌詞・・・高橋研(A-4,B-1,B-2,B-5)康珍化(A-1,B-3)がクレジットされています・・・が6曲と、3分の2が自作詩ではないですから、男性ミュージシャンを売り出す当時のトレンドみたいなものだったのかも知れません。
しかし、このアルバムの発売は1984年、もう23年も前のことです。それを今頃初めて聴いているのですから、自分の音楽を世に作品として出すって、素晴らしいことですよね。