千葉マリンスタジアム概要 ～ 千葉ロッテマリーンズ公式ページ
http://www.marines.co.jp/stadium/ballpark/guide.php
何故なら、通常５年といわれる耐久限度を超えて、クッション性もなくなった状態では、宣伝も出来ないからでしょう。
ロッテ・サブロー、マリン芝は「千葉の恥」 ～ イザ！
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/sports/npb/342431/
瀬戸山代表とサブローが、千葉市の熊谷俊人市長と会談をしたと報道されていますが、元々マリンの管理って、どうなっていたのでしょう。
スタジアムの指定管理者に千葉ロッテマリーンズが指定されたことで、球団はシートの改修やオーロラビジョンの設置など、観客を集めるための施策はこれまで幾度と無く話題になって来ました。
でも、肝心の野球のためのグラウンド整備には、いくら使ったとかとは何も流れていませんでしたね。
年々劣化してゆくマリンのグラウンドを見ていると、「これでプレーしたら怪我するんじゃないか」って、素人目にも分かるほど色合いが変わって来ています。
サブローが「千葉の恥」というほどの問題かどうかは別にして、個人的には新しい広島市民球場http://stadium.rcc.jp/のような、全面天然芝のグラウンドが、千葉マリンにはふさわしいように、思います。
話をスタジアムの管理者に戻すと、個人的にはマリンスタジアムの管理は球団が行っているのだから、メンテナンスの費用は球団が出しても良いんじゃないか・・・って思います。
千葉マリンスタジアム管理規則
http://www.city.chiba.jp/soumu/reiki_int/reiki_honbun/ag00205921.html
この管理規則によると、スタジアムの管理に要する費用は、千葉市と指定管理者との間で「別に協議の上定める」（管理規則第１３条 (協定の締結)）となっています。「別に定めた」協議の内容が分からないと、本当はどっちが負担すべきなのかが分からないですよね？
それに、実際の千葉マリンスタジアムの管理は、株式会社千葉マリンスタジアムが行っています。
市内４つのコミュニティセンターの運営とあわせて、千葉市から委託を受けて管理している状態になっています。
株式会社千葉マリンスタジアム
http://www.marinestadium.co.jp/index2.html
こうなると、施設の維持管理の費用は市側と指定管理者側との間の“取り決め”がしっかりしていない限り、泥仕合で終わるだけになってしまう懸念すらあります。
ところで、瀬戸山代表・サブローと熊谷市長との会談の中で、市長は「鼻血も出ない」状態だと評した千葉市の財政状況は、どのような状態なのでしょうか？
千葉市の財政状況 ～ 「ちはな家の家計簿」
http://www.city.chiba.jp/zaiseikyoku/zaisei/zaisei/download/kakeibo21yosan.pdf
千葉市の財政状況を、年収５００万の給与所得世帯に置き換えて分かりやすくしたものです。
実際の千葉市の予算規模は７千億円程度ですから、マリンスタジアムの芝の張替え費用４億円程度であれば、その優先度合いを考慮しなければ、さほど大きな鼻血にはならないはずです。
それよりも、自民党政治の基本・「箱物行政」の悪弊が将来への負担となって残っているだけの現状で、芝の張替え費用がどれだけ大変なのかは、評価のしようが無いようにも思えます。
私個人の考えを言わせてもらうなら、「千葉マリンスタジアム」という管理会社が存在し、そこがスタジアムの管理運営を任されているのであれば、その会社が管理計画を策定する中で、芝の管理費用も網羅する必要があると、思うのです。今になって「金が無い、そっちで払ってくれ」では、千葉市も合意のしようが無いはずです。
それでも、千葉市の職員の数を見ていると、「もっと人減らせ、もっと休日減らせ」という感覚が出てくるのも、これは当然のことかも知れません。
脱・財政危機は言葉だけか？ 稲毛新聞
http://www.chiba-shinbun.co.jp/news_01.html#001
私的には、この件で千葉市と球団がもめても、イコール本拠地移転になるとは考えて居りません。この状態で本拠地移転しても、既に千葉ロッテのイメージが付き過ぎた球団では、自治体としても誘致を行ってもあまりメリットが無いような気もしますしね。
それに、そんなに酷い芝の状態なのであれば、２０１１年度からの整備なんていわずに、今のシーズンオフにとっととやってしまうべきだと思いませんか？
千葉マリンスタジアムでは、高校野球の大会だって行われるのですから。
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