幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

誇張。

今日は、実は仕事をお休みしてしまいました。朝から息子が8度超の発熱で、病院へ連れて行き、看病する必要がありましたので・・・。

最近比較的良く通っていたここも、安易にタミフル投与するので「なんだかなあ」と思っていましたから、今日はパスしてここに行きました。


医療法人秀心会 幕張あんず医院

http://www.anzuiin.com/

ここはうちから歩いて5分もかかりません。旧道を通らず裏道を行けば、信号も何もありませんので。

今朝の息子の症状を見て、関節痛もなく、かつ今年の新型インフルエンザにありがちな胃腸症状もない上に咳もまったく出ないので、私はマスクはさせずに行きました。
でも、病院では子供の発熱っていうだけで「ちょっとあちらでお待ちください」と、診察室すぐ前の、人が居ないところへ案内されましたよ。これも、病院側としては当然の処置なのでしょうね。

肝心の診療は、小さな医院の割に患者さんが多く、更には診察が一人10分程度になるほど丁寧なので、診療時間前から待っていましたけど、診察の終わったのは10時半でした。
でも、ここの先生、はっきり説明していただけて良いですね。インフルエンザの診断の基準や、タミフルの処方についてもはっきり説明いただけましたし、更には「最近の報道で言うほど、新型のインフルエンザは重症化しないんで、不安になることはありませんよ」と、非常に客観的にはっきりとご説明いただけるので、良いですね。

たまたま息子の同じクラスの子も来ていて、その子はインフルエンザと判定されたのですが、タミフルは処方せず、です。そちらの親御さんが看護婦さんを通じて、タミフルが処方されないことを不満に思ったらしく先生に尋ねていましたが、「症状が出て48時間以上経っていますから、タミフルは処方する意味がありません」と、これまたはっきりとした答えで、私は傍で聞いてきて胸の空く思いでした。中には、念のためとか訳の分からない理由で、タミフルを1回分だけ処方する非常識な医師も居るのに、この先生は非常に良識的だと、関心してしまいました。


こんな混乱を日本のこういった町医者レベルの現場まで引き起こした原因は、実はイギリスにあります。

インフルエンザ騒動の誇張疑惑  ~ 田中宇の国際ニュース解説

http://tanakanews.com/090112flu.htm

昨年12月31日、欧州議会保健衛生委員会は、欧米の製薬会社が、ワクチンや関連医薬品の売り上げを伸ばすため、国連のWHO(世界保健機構)や国際医学界などに影響力を行使し、インフルエンザに対する危機感を世界的に扇動した疑いがあるとして、調査を開始することを全会一致で決議したそうです。

Europe to Investigate WHO 'False Pandemic' Scandal
http://www.thenewamerican.com/index.php/world-mainmenu-26/europe-mainmenu-35/2697-eu-to-investigate-who-false-pandemic-scandal

また、「新型インフルエンザには、2回の予防接種が必要」と日本でも報道されていましたが、これにもこんな疑惑が持ち上がっています。
昨年7月に「全世界の人に2発ずつインフルエンザの接種が必要」という報告書を書いたフレデリック・ハイデンというWHO顧問も、ロシュ、スミスクライン、グラクソから裏金を受け取っていたという事実が発覚し、それが欧州議会保健衛生委員会での決議につながったそうです。

問題なのは、こういった事実を日本のマスコミがまるで報じていないことです。
つくづく、インターネット社会のありがたさを痛感しています、ネットが無ければこういう事実に触れることすら出来ないのですから。


この疑惑は、地球温暖化にも同じことが言えます。
皆さんは「クライメートゲート」疑惑をご存知ですか?
地球温暖化めぐる歪曲と暗闘(1) ~ 田中宇の国際ニュース解説
http://tanakanews.com/091202warming.htm

この“疑惑”は、英国のイーストアングリア大学にある「気候研究所」(CRU)のサーバーがハッキングされ、それにより公開されたメールや文書を分析すると、CRUなどの研究者たちが、地球温暖化が人類に起因するものであることを根拠づけるため、さまざまな歪曲や論敵つぶししてきたことが明らかになった・・・というものです。

恐ろしいのは、地球温暖化にせよインフルエンザにせよ、いずれもそれらの専門家と呼ばれる団体がそういった「言論統制」を敷いていることです。それらの団体が発信する情報には誇張があり、事実と相違するところもあるのだと認識して、情報に接する知識が、現代社会には求められます。

たかが子供の風邪・・・とは言え、そんなことまで意識してしまった今日この頃です。。


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