今回の稲毛のマンションですが、家賃が安いせいか(笑)、テレビの共聴がケーブル(JCN千葉)なのに、地デジしか映らないのです。これでは、トゥウェルビでMarines戦が観られないじゃないですか!(爆)
最初はJCNへの加入も考えたのですが、セットトップボックスをつけてそこから手持ちのレコーダーでは録画出来ないですし、観るだけの為に月額数千円というのが、いかにも高く感じてしまいました。
そこで、「えーい、どうせBS観られれば良いだけだから、パラボラアンテナ付けちゃえ!と、気付いたときにはAmazonでこれをポチっていました。
TOSHIBA BS・110度CSデジタルハイビジョンアンテナ 取付け金具キット付き BCA-453K
- 出版社/メーカー: 東芝
- メディア: エレクトロニクス
東芝のBS/CSパラボラアンテナです。ベランダ取り付け用のベース金具と、15メートルの同軸ケーブルが付いてこのお値段なので、とても値ごろ感がありますね。
このBCA-453Kは、ベランダの格子にも笠木にも取り付け可能ですが、笠木に取り付ける場合は、ボルトのピッチの関係で7センチ以下の幅の笠木で無いと取り付け出来ません。うちのベランダは1階で、この笠木の高さもとても低く、外から笠木を跨いでベランダに侵入出来るほどなので、出来るだけ高さを稼ぐために笠木に取り付けることにしました。
取り付け位置を決めたら、次は同軸ケーブルの引き込みです。
うちは、テレビの真上に取り付けてもらったエアコンの引き込みに同居することにしました。
このスリーブですが、エアコン取り付け時にも苦労したのですけど、エアコンの取り付け位置から高低差がなく、エアコン本体の高さとほぼ平行ぐらいで無理矢理取り付けしてもらったものです。スペースにも余裕が無く、パテをめくって穴の中を確認しましたが、ケーブル1本がようやく入るぐらいのスペースしかありません。
何とかケーブルを通して、ケーブル先端にF型コネクタを取り付けます。
コネクタの加工が終わったら、今度はパラボラを支柱に取り付けて方角・仰角を調整します。
BSデジタルの受信には、南西の方角に日光を遮るものがあると映らない可能性があります。うちは角部屋で助かりました。建物の方角が南東向きなので、他の部屋であれば南西にアンテナを向けることは出来ませんでした。
BSデジタルの受信は非常に指向性が強く、ほんの数℃角度がずれただけで受信レベル以下まで落ち込んでしまいます。南西の方角はお住まいの方角を地図上で調べて、地図を見ながらパラボラの向きを調整したほうが無難ですね。
ベランダ用の支柱をパラボラが南西に向くことが出来るように取り付けし、関東地域の仰角(パラボラアンテナの上下方向の角度)に大体で調整してから、アンテナを支柱に取り付けます。
その後、“目分量”(笑)で南西に方角を調整した後は、ほんとに少しずつ角度を変えて、受信レベルが上がるように方向を変えて行きます。私のところでは最初に22のレベル表示だったのですが、2~3ミリくらいずつスライドされるような感覚で方角を変えて行って、31まで上げることが出来ました。
方角を調整し終わったら、仰角の微調整です。
アンテナには仰角の目盛がありますけど、支柱の取り付け角度によってずれてしまいますので、目盛はあくまで目安と考えてください。
パラボラの形を見ていると、どうしてもちょっと多めに角度を付けて取り付けしたくなりますけど(笑)、関東ではそんなに角度をつける(=上向きにする)必要はありません。むしろ「ちょっと突っ立っちゃって大丈夫?」と感じる程度の角度で最大の感度になったりします。
方角と角度の調整は、SONY BDZ-T55のBS/CSアンテナレベル調整を使って行いました。テレビのHITACHI P37-HR02では、レベル調整画面が分かりにくかったので・・・。
初歩的なことですけれど、BS/CSのアンテナは給電が必要です。直接繋いだほうのアンテナ給電をONか自動にしておくことを忘れないでくださいね。
余談になりますが、このアンテナ取り付け作業、途中でお天気が変わっていますように、2週にわたって行いました。実は届いたアンテナが最初コンバータ(パラボラから反射した電波を受信する部分)がちゃんと動作しなかったので、まったく映らなかったのです。
初期不良の連絡をAmazonにメールしたら、翌日には代替品の発送メールが届いたので、明日返送する前に確認でもう一度取り付けしてBSを観たら、なんと急に映るようになっていたのです。
アンテナにもエージングが必要だった(笑)のかどうかは分からないのですが、ちゃんと動作するようになったので、代替品はそのまま返送してしまいました。
うーん、何ででしょう???
ともあれ、これでトゥウェルビも観られるようになりました(喜)肝心のMarinesの調子がいまひとつ(泣)ですが、荻野(T)が帰って来そうなオールスター明けを期待して、今は耐えましょう!