幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

サイコーなRock You!。

前エントリーでap bankのことを取り上げましたが、その活動の一環であるap bank Liveの昨年のサプライズゲストが、矢沢永吉さんでした。

矢沢永吉 ~ Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%A2%E6%B2%A2%E6%B0%B8%E5%90%89

昨年はap bankに限らず、紅白にもサプライズで出演したり・・・と、すっかり“サプライズ”づいていますけどね。
近年で活動があまり表に出なくなってきたのは、レコード会社との契約もあるのかな、と思います。2008年から自身のインディーズレーベル「GARURU RECORDS」からのCD販売ですから、宣伝も派手なものは一切なしですけど、ライブ活動などもやはりレコード会社のバックアップ無しでは、さしもの永ちゃんでも、なかなか厳しいのかも知れません。

私が永ちゃんを聴き始めたのは、そんなに昔ではありません。これは矢沢永吉が問題ではないですけど、やはり一部の暴走するファンのイメージが、アーティストとしての矢沢永吉のイメージを悪くしていたと言うことが、大きいですね。中学生ぐらいから永ちゃんの所謂リアル世代として生きている私でも、先入観が取れるまでその魅力に気付くことは無かったです。

きっかけはこの本です。プライベートで行き詰まっていた頃に読んだのですが、矢沢永吉の生きるパワーに圧倒されてしまいました。

成りあがり How to be BIG―矢沢永吉激論集 (角川文庫)

成りあがり How to be BIG―矢沢永吉激論集 (角川文庫)

  • 作者: 矢沢 永吉
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2004/04
  • メディア: 文庫
 

今回は、インディーズレーベルからの第2弾アルバム、「TWIST」の初回限定版を買ってしまいました。私が買った永ちゃんのアルバムとしては3枚目です。
触れ込みは「シンプルなロックンロールに徹している」というので、ちょっと触手が動いてしまったのです。本当はファーストの「ROCK'N'ROLL」にしようかとも思いましたが、発売間もないほうがあるというので、こちらに変更(笑)してしまいました。

f:id:makin2015:20161101233535j:plain


アルバムの出来としては、さすが本物のエンターテイナーだなと感心しましたが、ちょっと急ぎすぎの感は否めません。DVDにPVが入っている「サイコーなRock You!」とそれ以外の曲の完成度の差がちょっと大きいと感じるのです。
このあたりは想像でしかないのですけど、やはりインディーズでは売りにくい、発売間隔を詰めなければならない事情でもあるのかな?なんて、考えたりもします。

でも、「サイコーなRock You!」は、本当にサイコーですよ。還暦迎えた人が、このパワー、このドライブ感です。ちょろちょろっと洋楽をパクッてお手軽に作っている、自称“アーティスト”の曲とは迫力が違います。

youtu.be

永ちゃんのパワーのすごさは、ap bank Liveの観客の反応からも、伝わって来ます。永ちゃんのファンという人は殆ど居ない(年齢層が違うので・・・)にも関わらず、観客を引きずりこむボーカルのパワーがある人が、日本に他に居るでしょうか?

デビューから頑なに自分のスタイル(ロックンロール)を貫いて、それでも柔軟な感性で色々な要素を取り入れることも出来る・・・懐の深い人ですね。でもそれで居て作詞は「才能がない」と、一切手がけようとしない潔さ。私は個人的には矢沢永吉「サムライ・ロッカー」だと、思っています。

ap bank '09 矢沢永吉 アリよさらば
http://www.youtube.com/watch?v=isNMMS_SNRw&playnext=1&videos=vtM1l_MSpZo

こっちは「止まらない ha ~ ha」
http://www.youtube.com/watch?v=aR75XkHN3_s&playnext=1&videos=D2aEi8HxRpY

ここのところWalkmanで“TWIST”を聴く割合が上がっているのですけど、明日も月曜から“サイコーなRock You!”で、スタートしそうです。

f:id:makin2015:20161101233730j:plain



 


ブログランキング・にほんブログ村へ