「明日、いつもと同じ一日が、忘れられない一日になります。」
・・・そんな思わせぶりな広告が、かの会社から出されていました。その会社の“信者”は、きっとワクワクしたかも知れません。何しろ世界一のペテン師の会社ですからね(笑)
しかし、大方の予想では、かつて“和解”が報じられていたThe Beatlesの楽曲を、iTunes Storeで扱うのではないかというものでしたが、図らずも的中しました。
アップル、iTunesで「ザ・ビートルズ」楽曲の取り扱い開始 ~ RBB TODAY
http://www.rbbtoday.com/article/2010/11/17/72100.html
このRBB TODAYの記事でも簡単に触れられていますけど、そもそもThe Beatlesと米・Appleは「犬猿の仲」でした。
makuhari-windy.hatenablog.com
リンゴのマークを巡る訴訟の経緯は、Wikipediaをご覧ください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%AB%E5%AF%BE%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%AB%E8%A8%B4%E8%A8%9F
元々は裁判所も、Beatles側の権利を認める方向であったのですが、音楽を取り巻く環境が急速にネット・データ配信へと移行して行く中で、米・Appleが配信で使用する権利を認める方向へ裁判所の判断が流れたところから、話がおかしくなって行きました。
でも、裁判上では音楽ビジネス上の権利は米・Appleへも認められましたけど、そもそもリンゴを半分にカットして一部欠けているマーク、Appleの名称はどう考えたってBeatlesの「パクリ」でしょう。
ついに、盗人が母屋を乗っ取っちゃったんですね。金を持った盗人が大きな顔をしている、まったく嫌な世の中です。